世界的オーバークロッカーが手掛けたスペシャルPC 「G-Master Spear Z370 Taichi OC」徹底検証(3/3 ページ)

» 2018年02月16日 10時00分 公開
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ベンチマークテストでワンランク上のパフォーマンスを実証

 ベンチマークテストで性能をチェックしよう。評価機のスペックは、CPUがCore i7-8700K(全コア4.8GHzにOC)、メモリが64GB、ストレージがIntel 600p(M.2 SSD、PCI Express 3.0 x4)、グラフィックスカードがGeForce GTX 1070 Ti(ASUSTeK ROG-STRIX-GTX1070TI-A8G-GAMING)、OSがWindows 10 Home 64bit(1709)という内容だ。

 一部のテストは、UEFIセットアップでOCなしの定格設定でも試してみた。また、比較用に、ゲーミングノートPC(Core i7-7700HQ、メモリ16GB、256GB Serial ATA SSD、GeForce GTX 1050 2GB)のスコアも掲載している。

 CINEBENCH R15のスコアは1585で、比較用のゲーミングノートPCの2倍以上、Core i7-8700K定格時よりも約10%高いスコアだ。

CINEBENCH R15のスコア

CINEBENCH R15のスコア比較。6コアもあるとOCの効果も大きく、OCにより、定格に比べて約10%も良いスコアが出ている

 Webブラウザやビデオチャットから動画エンコードまで、PCの用途を一通りシミュレートする総合テストのPCMark 10、DirectX 12ベースの3Dベンチマークである3DMark Time Spyでも定格動作時よりもはっきり上のスコアをマークしている。いずれのテストでも比較用PCはぶっちぎっている。

PCMark 10のスコア

PCMark 10のスコア比較。総合スコアで比較用PCの1.8倍もの好スコアをマークしている

3DMark Time Spyのスコア

3DMark Time Spyのスコア比較

3DMark Fire Strikeのスコア

 AVX命令が利用されるPremiere Pro CCのエンコードテストは、定格時との差はないが、比較用PCの半分以下の時間で処理を終えている。比較用PCのノートPCとしてはかなりハイスペックな製品だ。こうして比べてみると、いかに本製品が優れているかが分かるだろう。

Premiere Pro CCのプロジェクトの書き出し時間比較。7本の4Kクリップをエフェクトで繋いだ内容をH.264のMP4ファイルへ出力している

 PUBG(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)もプレイしてみた。設定は、1920×1080ピクセル、グラフィックス設定「高」で「SOLO」をプレイしたが、快適にプレイできた。3回プレイしてパラシュート降下後から2分間のフレームレートをFRAPSで計測してみたが、いずれも最小は76〜77fps、平均90〜95fpsだった。

PUBG(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)も快適。1920×1080ピクセル、グラフィックス設定「高」で、平均フレームレートは90fps台だ。(C)2017 PUBG Corporation. ALL RIGHTS RESERVED. PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDSは PUBG Corporation とその関連会社の商標です

 評価機はM.2 SSDにオリジナルヒートシンクを装着した構成だったのでSSDもテストした。結果、TxBENCHを使ってQD4のシーケンシャルリードを5分間連続して行っても性能低下は見られなかった。

CrystalDiskMark 6.0.0のスコア。評価機のSSDはIntel 600p

Txbench 0.95bを使ってシーケンシャルリード(QD4)を5分間連続して行ったが、性能はずっと安定していた。M.2ヒートシンクの効果だろう

VR Mark Cyan Roomのスコア。VR Ready PCを大きく上回る

これまでにない付加価値を備えたスペシャルゲーミングマシン

 サイコムのWebサイトでの標準構成は21万930円(税込)から用意されている。BTOで評価機と同等の構成を見積もると、OS(Windows 10 Home 64bit)込みで31万7310円(税込、送料別)だ。評価機は64GBの大容量メモリを搭載しているため少し高価だが、仮にこれを16GBにすれば、24万6140円とグッとリーズナブルになる。


 オーバークロック済みのスペシャルモデルであり、一般的なハイエンドマシンのさらに上を行くパフォーマンスを実現している付加価値を備えていることを考えれば、決して高価過ぎるということはない。

 確かなパーツ選定はもちろん、同社のWebサイトでは実際にベンチマークテスト結果を公開し、OC性能をきっちりと提示している点も、実にサイコムらしい、製品に対する自負を感じさせる。

 さらに現在は先着30名限定で5000円引きになるキャンペーンを実施中だ。ゲーミングPCのリプレースを検討している方、他人に差をつける高性能PCが欲しい方にとっては願ってもないチャンスだろう。

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提供:株式会社サイコム
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年2月22日