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» 2018年05月18日 10時00分 公開

NASとして使うだけではもったいない!? ASUSTOR NASを導入したら入れるべきアプリ10選 (1/3)

ブログ、マイクラサーバ、ゲームエミュ……NASでこんなことまでできるの?

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 ASUSTOR NASはNASとしての基本性能・機能もさることながら、一般的なPCに近いアーキテクチャを採用することで豊富なオープンソース資産を利用しやすい作りになっている。その結果、ASUSTOR、サードパーティーの両方からASUSTOR NASの機能を拡張するさまざまなアプリケーションがどんどん追加されている。

 今回は多くのアプリケーションの中から「これはオススメ!」というものを10本選んで紹介しよう。

まずは基本アプリ3本

 ASUSTOR NASを導入する際には、NAS用OSであるADMに続いてASUSTOR推奨アプリケーションのインストール選択画面が表示される。アプリケーションは「家庭用/個人用アプリケーション」と「ビジネスアプリケーション」に二分されているが、それぞれ個別に導入できる。まずはここでインストールできるアプリケーションから“鉄板”ともいえる3本を紹介しよう。

「家庭用/個人用アプリケーション」に含まれるアプリ10本
「ビジネスアプリケーション」はバックアップやクラウドストレージとの同期などを中心に7本

1、メディアサーバ――UPnP Media Server V2

 「UPnP Media Server V2」は初期インストール時の「家庭用/個人用アプリケーション」に含まれるパッケージの1つだ。ASUSTOR NAS内のメディアファイルをWindows Media Playerやプレイステーション3、プレイステーション4などのメディアプレーヤーでネットワークを介して再生できる。

 なお、ASUSTOR NASにはUPnP Media Server(V1)、MiniDLNAなど複数のメディアサーバが用意されている。再生したいプレーヤーの互換性やメディアファイルフォーマットなどから適切なものを選択すれば良い。

UPnP Media Server V2は初期インストール時の他、App Centralの「ASUSTOR Apps」「メディア サーバー」からもインストールできる
設定はメディアファイルが含まれたフォルダを指定するだけ、とシンプル
メディアサーバは他にもいくつか用意されている。メディアプレーヤーの互換性、対応フォーマットなどから選択する。ユニスターのWebサイトにはUPnP Media Server(V1)、UPnP Media Server V2、MiniDLNAの比較表が掲載されている
UPnP Media Server V2で配信されるメディアはスマートフォンなどからでも再生可能。画面はAndroid上のVLCメディアプレーヤー

2、メディアプレーヤー――ASUSTOR Portal

 ASUSTOR NASのHDMI端子にテレビやディスプレイを接続して利用する場合のメニュー画面となるのが「ASUSTOR Portal」だ。ASUSTOR NASをメディアプレーヤーなどクライアントとして利用するアプリはASUSTOR Portalから起動することになる。

ASUSTOR PortalはASUSTOR NAS本体のHDMI端子にテレビやディスプレイを接続して利用する場合のインタフェース。別売のリモコンやスマートフォン用リモコンアプリの他、USB接続のマウスやキーボードからも操作できる

3、データ同期――DataSync for Dropbox/GoogleDrive/OneDrive/OneDrive Business

 「DataSync for Dropbox/GoogleDrive/OneDrive/OneDrive Business」(以下、DataSync for XX)は、ASUSTOR NASとクラウドストレージとの同期をサポートするツールだ。クラウドストレージはハードウェア故障対策がとられていること、インターネットに接続すればどこからでも利用できることなどの利点がある半面、インターネット経由で利用することからデータ転送が遅いという欠点もある。

 DataSync for XXを使えばASUSTOR NASの指定フォルダ以下とクラウドストレージを同期できる。外出先ではクラウドストレージを利用しつつ、オフィスや家庭では高速なASUSTOR NAS上のファイルを利用する、といった利用方法や、外に持ち出したいファイルを指定フォルダに入れてクラウドストレージから安全に取り出す、という運用が可能だ。

DataSync for XXはASUSTOR NASとクラウドストレージの同期を行う。画面はDataSync for OneDrive Businessのものだがインタフェースはほぼ共通
同期の方向が設定可能

ビジネスシーンに活用できるアプリ

 ビジネスシーンにおいては、社内的にはそれほど機密性がなくても、社外に漏えいした場合には影響が懸念される情報は多い。ビジネスでの活用を考えた場合、ASUSTOR NASの利用を社内ネットワークに限定したオンプレミス環境として構築すれば、社外秘の情報を社内にとどめておくことができる。

4、ブログツール――「WordPress」

 情報共有・発信プラットフォームとしてブログは便利だが、企業やSOHOにおいては外部のブログサービスが利用できない場合も多々あるだろう。そんなときはローカルネットワーク内でASUSTOR NASとWordPressでブログを立ててしまおう。

 WordPressは日本のみならず世界全体でもシェア1位を誇るオープンソースのブログツールだ。ASUSTOR NASではバージョン4.6.1が利用できる。WordPressの動作にはデータベースとしてMySQLが必要だが、ASUSTOR NASにはMySQLの派生データベースであるMariaDBが標準でインストールされている。

 MariaDBはサービスからMariaDBサーバを選択することで有効化できる。同じASUSTOR NAS上のWordPressで利用するだけなら「MariaDBリモートアクセスを有効にする」「また、EZ-Connectポートフォワーディングを有効にします」にチェックを入れる必要はない。


注:MariaDBの特権ユーザーのユーザー名とパスワードは単純なものになっているので、後で紹介するphpMyAdminを使ってパスワードを変更しておくとともに、WordPress用のユーザーを作っておく。
WordPressはAppCentralのカテゴリー「ブログ」からインストールできる
サービスからMariaDBサーバーを開き、「MariaDBサーバーを有効にする」にチェックが入っていることを確認

 ADM上のWordPressアイコンをクリックすると新しいタブでWordPressの初期設定画面が表示されるので、データベースの接続情報を入力する。

日本語を選択し、「続ける」をクリック
データベースの情報が必要である旨が表示される。「さあ、始めましょう!」をクリック
データベースの情報を入力
データベースとの接続が完了すると次に進める

 データベースへの接続が完了するとサイトの設定を行う。WordPressはネットや書籍で得られる情報も豊富なので、必要に応じてカスタマイズしていこう。

サイト名やユーザー名などを入力
ブログが完成
ログイン画面からログイン
WordPressの管理画面
初期状態のブログ。管理画面からテーマの変更、外観のカスタマイズをしてユーザビリティの良いブログにしていく

5、VPN――VPN Server

 ASUSTOR NASにはインターネットから利用するため、EZ RouterやEZ Connect、Cloud Connectといった仕組みが用意されている。だが、個別に外部へのサービス提供を設定するのではなく、外部から社内ネットワークに安全に接続できる方法だけを提供するという方法もある。この場合、利用者の端末は外部にいてもネットワーク上は社内ネットワークに存在することになるため、個別のサービスを外部から利用可能にする必要はない。

 VPN Serverを使えば簡単にそのような環境を構築できる。テレワーク推進にはもってこいの機能だ。

VPN Serverは「セキュリティ」「オフィスの生産性」カテゴリからインストール
VPN Serverは外部からの利用が前提となるため、ポートフォワーディングを有効にしておく
VPN Serverアイコンをクリックして設定画面を開く。対応しているVPNプロトコルはPPTP、OpenVPN、L2TP/IPsecの3種類。PPTPは脆弱性が発見されており、現在のMacやiOSのテザリングでは対応していないため利用は避けた方がよい
権限メニューではVPN接続可能なユーザーを設定する

 なお、企業で利用する場合には一部署の判断での導入は非常に危険だ。必ず情報セキュリティ管理部門に適切な手続きや運用方法を確認した上で導入するようにしよう。また、アカウント管理も非常に重要になる。下手をすると会社に恨みを持った退職者が社外秘情報にアクセス可能なままになってしまいかねないので、運用には十分気を付けてもらいたい。

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提供:株式会社ユニスター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年5月24日