5月初旬のBIOSTER「X470GTN」に引き続き、第2世代Ryzenに対応するmini-ITXマザーが複数売り出されている。
ASUSTeKから登場したのは、X470搭載の「ROG STRIX X470-I GAMING」。イルミネーション機能を備えた多機能モデルで、PCIe x4とSATA3接続のM.2スロットやPCIe x16スロットを備える。HDMI 2.0bやIEEE 802.11ac+Bluetooth 4.2が使えるのもポイントだ。税込み価格は2万7000円前後。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「メインマシンとして十分なポテンシャルのあるモデルだと思います。選択肢が一気に広がったんじゃないでしょうか」と評価していた。
ASRockからもX470モデル「Fatal1ty X470 Gaming-ITX/ac」が投入されている。イルミネーション機能やM.2ポートを2基備えるのはROG STRIX X470-I GAMINGに近い。給電フェイズ数は8で、HDMI 2.0とDP 1.2ポートが同時使用できる点も特長といえる。税込み2万6000円前後。
また、同社からはA320チップセット搭載の「A320M-ITX」も登場している。税込み価格は1万3000円前後。コストを抑えながらもIntel製ギガビットLANやPCIe x4接続のM.2スロットを備えている。
某ショップは「価格を抑えて拡張性を確保するならA320M-ITXですし、Fatal1ty X470 Gaming-ITX/acならバリバリのメインが張れます。第2世代Ryzenのシェアももう一声ほしいところ。カンフル剤になってくれればと思っています」とヒットを期待していた。
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