個人需要が予想以上に順調な「Ryzen Threadripper 2990WX」古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2018年08月27日 18時50分 公開

M.2 NVMe向けで初のデュプリケーターや外付けケースなどが登場

 周辺機器で話題になっていたのは、センチュリーの「これdo台 Ultra Hi-Speed PRO」だ。PCレスで2台のSATAやIDEドライブをコピーできるデュプリケーターで、最大転送速度が530MB/秒となるのが特徴。税込み価格は5万4000円弱だ。

 TSUKUMO eX.は「300MB/秒で高速モデルとうたわれることを考えると抜きん出て高速といえます。大量のドライブをコピーしたり消去したりする法人さんに響きそうですね」と話していた。

センチュリー「これdo台 Ultra Hi-Speed PRO」

 そのセンチュリーからはNVMe対応の「これdo台 M.2 NVMe」も登場している。税込み価格は12万8000円弱。こちらもPCレスでドライブ間の転送が可能なデュプリケーターで、M.2 SSDからM.2 SSD、M.2 SSDからSATAドライブといった転送が可能だ。

 パソコンSHOPアークは「これまでM.2 SSDは2基のスロットがあるマザーを使うなどしないと直接コピーできなかったので、これは欲しい人がいると思います。価格的に人を選びますけどね」と評価する。

センチュリー「これdo台 M.2 NVMe」

 M.2 NVMe関連ではもう1つ、USB 3.1(Gen2、Type-C)の外付けドライブにできるケース「JEYI I9」が登場している。Type-2240、2260、2280のM.2 NVMe SSDに対応するケースで、コントローラーは「JMicron JMS583」。直輸入品で税込み価格は4980円だ。

 テクノハウス東映は「NVMe SSDも世代がひと回りしたところがあるので、外付け化したいというニーズで注目を集めそうですね。SATA接続のM.2 SSDは使えないので注意が必要です」とヒットを期待していた。

直輸入品の「JEYI I9」

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