ベンチマークテストで検証していこう。テスト環境は以下の通りだ。テストPCには、ASUSTeKのZenBook Pro 15 UX580GEを利用した。約2.01kgのボディーにCore i9-8950HK、NVIDIA GeForce GTX 1050 Tiを搭載するプレミアムな薄型PCで、Thunderbolt 3ポートを2基搭載している。比較対象として、ZenBook Pro 15 UX580GE内蔵SSD(Samsung SM961)、USB 3.1 Gen.1対応のポータブルSSD(Samsung Portable SSD T3)の結果も掲載する。
まずは定番ベンチマークテストCrystalDiskMark 6.0.1(ひよひよ氏・作)のスコアを見よう。シーケンシャルリードは2600MB/秒超、シーケンシャルライトは1500MB/秒超だった。公称値には及ばないスコアであったが、それでもこれまでの外付けSSDとは別次元といえる爆速ぶり。ZenBook Pro 15 UX580GEの内蔵SSD(Samsung PM961)に迫るスコアをマークしている。
外付けSSDは、通常は短中期的なデータの保存・管理や移動などが主な用途で、OSやプログラムの起動をすることはない。そのためランダム性能の計測をしないことも多いが、ここまで突き抜けた性能を持つとなれば、これまでの外付けSSDとは違った運用をすることが考えられる。
そのため、今回はランダム性能も計測している。結果はこれも高速で、Q1T1の4Kで40MB/秒弱、ライトで80MB/秒弱と、ここでもやはりZenBook Pro 15 UX580GE内蔵のPCI Express SSDに迫るスコアをマークしている。
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