FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマークのファイルを全部コピーし、ローディングタイムを計測してみた。その結果、Samsung Portable SSD X5はT3に比べて25%以上高速で、ZenBook Pro 15 UX580GE内蔵SSDよりもわずかだが高速だった。実に優秀な結果といえる。
これまで見てきたように、Samsung Portable SSD X5のパフォーマンスは、素晴らしいのひと言に尽きる。ベンチマークテストによる計測だけでなく、実践的テストでも従来のポータブルSSDとの差は歴然としている。シーケンシャルのリード・ライトだけでなく、ランダム性能も高速なので、ゲームの置き場、ビデオ編集の素材置き場など、さまざまな用途が考えられる。仮にOSを入れてブートドライブとして使ったとしてもストレスを感じることはなさそうだ。
もっとも、ネックとなるのは価格だ。市場想定価格は、500GBモデルが6万1000円、1TBモデルが10万5000円、2TBモデルが21万0000円。一般ユーザーが買うにはあまりにもハードルが高い。当面は業務用のビデオ編集システムなどでどうしてもポータブルな高速なストレージが欲しいというユーザーなど、プロフェッショナルユースが中心となるだろう。
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