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» 2018年09月28日 10時00分 公開

「4K」と「HDR」に注目! ディスプレイ選びの最新トレンド解説 (1/2)

PC用ディスプレイのHDR規格「DisplayHDR」にいち早く対応した製品を国内市場に投入するフィリップスから31.5型の「328P6VUBREB/11」が登場。ディスプレイの最新トレンドをきっちりと押さえた製品だ。

[PR/ITmedia]
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 PCユーザーにとって、ディスプレイはPC利用時に必ず目にすることとなる、いわば「PCの顔」とでもいえる重要な機器だ。しかし、実際に製品を選ぶとなると「なんとなく」「安いから」という理由で飛びついてしまっているユーザーも多いのではないだろうか。

 ディスプレイは長時間見つめるもの。そして一度導入したら長きにわたって使い続けるものだ。それだけに予算の範囲内でできるだけ良いもの、後悔のしない製品を選びたい。そこで今回は現在におけるディスプレイ選びのトレンド、そしてそれを踏まえた上で、現在の4Kディスプレイの中で狙い目といえるフィリップス「328P6VUBREB/11」の実力に迫ってみる。

フィリップスの31.5型4Kディスプレイ「328P6VUBREB/11」。HDR規格「DisplayHDR」にもいち早く対応する(詳しくは後述)

ディスプレイ選びのポイント

 ディスプレイは、昨今著しく進歩している分野だ。PCに詳しいユーザーはCPUやGPUなどPC本体の性能競争に目が行ってしまいがちだが、ディスプレイはテレビも含め、よりリアルな映像体験を求める幅広い需要に後押しされており、一昔前の製品では考えられなかったようなクオリティーの製品が出てきている。しかもコストパフォーマンスも向上しているのだ。

 それでは最新のディスプレイを選ぶ上でのトレンドをまずは押さえておこう。現在の主要なトレンドといえば、以下の4点が挙げられるだろう。

・HDRへの対応

・広色域

・4K解像度

・先進的なインタフェースと機構

 それぞれについて以下で詳細に解説していく。

1、HDR対応

 真っ先に押さえておきたいトレンドが「HDR」への対応だ。HDRとは「High Dynamic Range」の略で、昨今のテレビ売り場などでもよく見かけるようになってきた用語だ。

 ダイナミックレンジとは、「階調性を保ったまま破綻なく表示できる明暗差の幅」を意味する。つまりダイナミックレンジが高いと、明るい色調の部分から暗い色調の部分まで、白飛びや黒つぶれすることなく滑らかに表示できる。

 例えば、夕焼け空の映像を見ると、太陽は光っているのでまぶしいが、空自体は暗くなりつつあり、大きな明暗差がある。このような映像をダイナミックレンジの狭いディスプレイで表示すると、太陽の部分は白飛びし、夕暮れの空の部分は黒つぶれして、実際のリアルな風景とは異なる印象になってしまいがちだ。

 最近のディスプレイはより高輝度、コントラストが飛躍的に上昇しているため、明るい部分はより明るく、暗い部分もしっかりと表示できる能力がある。肉眼で見る景色により近い映像を実現するには、従来の「SDR」(Standard Dynamic Range)では力不足となるため、HDRが規格化されたのだ。

HDR(上)とSDR(下)の比較イメージ。夕日や山肌など従来のSDRでは階調を失っている部分もHDRは美しく描写し、目で見た印象に近い表現が可能になる

 今回紹介する328P6VUBREB/11は、PC用ディスプレイのHDR規格である「DisplayHDR」にいち早く対応したフィリップスの製品であり最大輝度600cd/m2の「DsplayHDR 600」の認証を取得している。

 昨今ではUltra HD Blu-ray(以下、UHD BD)をはじめとして、YouTubeなどのネット動画もHDRに対応。家庭用ゲーム機でもHDR対応のゲームが増えつつある。328P6VUBREB/11は従来のディスプレイでは表現しきれなかった領域まで再現できるので、まるで実際の風景を見ているかのような、圧倒的な臨場感がある映像体験が楽しめる。もちろんSDRの映像についても、色鮮やかな高画質で楽しめることは言うまでもない。

2、広色域

 PC用ディスプレイの場合、テレビとは異なりコンテンツを「視聴」するだけではなく、「制作・編集」するといった使い方もある。デジタルカメラで撮影した写真を編集・加工するといった作業を日常的に行っている人は多いだろう。そこで求められるのが「元の素材が持っているデータを正しく表現できるか」という点だ。

 デジタルカメラで撮影した画像を正しく再現するためには、広い色域をカバーしている必要がある。色域については、どのデバイスでも同じ色が表現できるようにするため、色空間の規格が複数存在する。328P6VUBREB/11は、DCI-P3(CIE1976)カバー率97.6%の広い色域をもつ。

(色度図のグラフ)

 また、328P6VUBREB/11で採用されている「Ultra Wide Color」テクノロジーでは、緑をより自然に近く、赤をさらに鮮明に、青をより深く再現できる。本製品は約10億7400万色の表現が可能な10bit入力に対応し、内部的により細やかな12bitでの処理を施してから10bitに最適化して出力することで、滑らかで自然なカラーを再現する。10bit表示に対応したアプリケーションで8bit以上のデータを扱うといった、クリエイティブな用途にも十分対応できるわけだ。さらに視野角も上下・左右178度と広く、どの角度から見ても白浮きせず、引き締まった映像で楽しめる。

独自の「Ultra Wide Color」テクノロジーにより、紅葉の陰影なども色鮮やかに再現できる

3、作業効率を上げる4K解像度と最適な画面サイズ

 次に挙げるのが「4K解像度」(3840×2160ピクセル)への対応だ。PC用ディスプレイとしては、今もなお「1920×1080ピクセルのフルHDで十分」と考えている人も多いかもしれない。しかし結論からいえば、よほど予算に制約がない限りは、現在なら4K以上の製品が賢い選択だ。

 その背景として、昨今のディスプレイ全体の高画素・高密度化がある。昨今ではPC用ディスプレイよりもはるかに小さいスマホやタブレットなどでも、フルHD以上の解像度を備えているのが当たり前になってきた。これらの製品では300ppi(pixel per inch=1インチ当たりのピクセル数)を超えるものも珍しくはない。この“Retinaクラス”のディスプレイだと肉眼ではピクセルを見分けることができないほどで、このような製品を常用していると、フルHDクラスのPCディスプレイを目にしたときに、粗い表示に見えてしまうことも少なくない。

 さらにコンテンツ側の高解像度化もある。昨今ではYouTubeやNetflixといったネット配信映像でさえ4K映像が増えてきており、それらを存分に楽しめるとなるとやはり4K解像度以上は必須といっていいだろう。

 高解像度であれば当然のことながらデスクトップは広くなる。3840×2160ピクセルの4Kは、1920×1080ピクセル(フルHD)×4枚分の広さであり、多数のウィンドウを同時に開くことができる。高解像度なデジタル写真や映像を原寸サイズで表示して編集するといった、クリテイティブな用途でも力を発揮する。

4KはフルHDの4倍の広さを持つ。その差は歴然だ

 ただし、PC用ディスプレイとして使うのであれば、極端にサイズが大きすぎるのも考えものだ。大きすぎると何よりデスクからはみ出してしまう。また解像度が細かすぎると、標準設定ではフォントやアイコンが見づらくなってしまうため、DPI(dots per inch=1インチあたりのドット数)設定を200%などに上げて拡大表示して使う……などというのもよく聞く話だ。

 その点、328P6VUBREB/11は、31.5型で製品の横幅は742mm。120cm幅のデスクでも十分設置できるサイズ。さらに解像度は3840×2160ピクセルで139ppi。通常の23型フルHDが96ppi程度なので、約1.5倍程度の滑らかさ・高精細な表示となっている。

 139dpiというと、スマホなどの300ppiクラスと比べると低いように思われるかもしれないが、スマホは顔と画面の距離が20cm程度と近い。ディスプレイだと60〜70cm程度離れた場所で使うことが多いので、スマホほど高画素密度である必要はない。

4K解像度と31.5型の画面サイズは、机の上に置いて利用するときの視聴距離と画素密度のバランスがちょうどいい

 このように328P6VUBREB/11の31.5型139dpiは、机の上に置いて使うことを考えると、「広い作業領域」「滑らかな高精細」を兼ね備えつつ、大きすぎることもない絶妙のバランスを実現しているといえる。また液晶パネルが光沢感を抑えたノングレアタイプなので、外光の映り込みが少なく、作業時に気にならない点もありがたい。

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