人気爆上げ中のRyzen 7 2700搭載コスパモデル――TSUKUMO「G-GEAR GA7A-B181/T」(1/2 ページ)

Ryzen 7 2700とGeForce GTX 1060を組み合わせた高コスパ構成の鉄板モデル「G-GEAR GA7A-B181/T」。今なら「SSD倍増キャンペーン」でさらにお得!

» 2018年12月25日 10時00分 公開
[PR/ITmedia]
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 ライバルであるIntel系CPUが供給不足などの対処問題に追われる一方で、コストパフォーマンスの高さで人気を博しているのが、2018年4月に登場した第2世代Ryzenシリーズだ。流行に敏感なBTO系PCメーカーの間では、Ryzen搭載製品のラインアップが増えている。

 今回紹介する「G-GEAR GA7A-B181/T」もそうした製品の一つ。本製品はタワー型PCにRyzen 7 2700とGeForce GTX 1060という鉄板の組み合わせで構成されているのが特徴だ。

高スペックと高い拡張性、コストパフォーマンスを両立

 今回紹介する「G-GEAR GA7A-B181/T」は、TSUKUMOのゲーミングPCブランド「G-GEAR」シリーズの一つ。ユーザーの要求に合わせた拡張が行えるミドルタワータイプの製品だ。

 CPUには4月に発売された第2世代Ryzenシリーズ「Ryzen 7 2700」が採用されている。4月に発売されたモデルだが、ネット閲覧からオフィスワーク、ゲーム分野まで幅広い用途に使える上、10万円前半というコストパフォーマンスの良さから人気機種となっている。

G-GEAR GA7A-B181/T。拡張性に優れたミドルタワータイプのPC

 本製品の人気を支えているのはバランスの良いパーツ構成だろう。CPUについては前述したように「Ryzen 7 2700」が搭載されている。 CPUコア数は8コアとなっており、最大16スレッドで動作可能だ。クロックも定格で3.2GHz、最大で4.1GHzと高い。

 CPUコア数が多いため、複数の処理を同時に行うような作業、例えば、動画のエンコードなどでは高い処理性能を誇る。さらに上位モデルRyzen 7 2700Xよりも動作クロックについては劣るものの、同等のコア数やキャッシュ容量を持ち、なおかつTDPは、2700Xが105Wなのに対して65Wとなっており、パフォーマンス比から考えると省エネ性能も良い。なお、4000円予算を追加することでRyzen 7 2700Xにアップグレードすることも可能だ。

 GPUにはNVIDIA製のGeForce GTX 1060が採用されている。こちらもコストパフォーマンスの関係からミドルレンジクラスの製品では多く搭載されている。また、GeForceに最適化されているゲームも多いことからも、本製品の構成はよく考えられているといえるだろう。

 G-GEAR GA7A-B181/Tの標準構成ではグラフィックスメモリが3GBのモデルが採用されているが、今回のレビュー機ではBTO(+5000円)で変更できる6GBのモデルが搭載されていた。グラフィックスメモリの消費量はアプリケーションや運用環境によって異なる。3Dレンダリングなどのクリエイティブなアプリケーションでもグラフィックスメモリを多用する場面が増えており、ゲームだけでなくそういったアプリケーションを使う機会が多い人はBTOを検討したい。

CPU-Zの画面。Ryzen 7 2700を採用する。最新マイクロアーキテクチャ「Zen+」を採用した第2世代Ryzenシリーズだ。8個ものCPUコアを持ち16スレッドの同時処理が可能。L3キャッシュの容量も16MBと多い。ブースト時には4.3GHzで動作する
GPU-Zの画面。グラフィックス表示機能を担うGeforce GTX 1060。評価機はグラフィックスメモリが6GB版だが標準は3GB版。動作クロックは定格1506MHz、ブースト時1709MHz

 メモリはSamsung製のPC4-21300で容量8GBが2枚搭載されており、合計容量は16GBとなっている。BTO設定では最大64GBまで増設することが可能だ。ストレージはシステム側にSSD、データ用にHDDというデュアル構成となっている。SSDは標準と異なり、Crucial製のBX500「CT480BX500SSD1」(容量480GB)となっている。メーカーによると年明けまで「SSD倍増キャンペーン」を実施中とのことで、標準では240GBであるのに対し、現在販売中のモデルはシステム容量が480GBとお得な容量になっている。ゲームのような大型アプリケーションも入れやすい。HDDは容量1TBの東芝製「DT01ABA100V」が入れられている。なお、OSはWindows 10 Home(64ビット版)となっている。SSDやHDD、OSについてもBTOでのカスタマイズが可能だ。

 続いてケースをチェックしていこう。ケースは同社製品のスタンダードともいえる「69JD」を採用している。本体サイズは190(幅)×475(奥行き)×435(高さ)mmと全高は比較的抑えられている。最近では5インチベイを搭載していないケースが多いが、本製品では5インチベイ・フロントベイを2個まで利用できる。ドライブの固定方式はスクリューレスなのでドライブ類は簡単に取り付け・取り外しができる。また3.5インチのフロントベイも1つ利用でき、BTOオプションとしてカードリーダーを取り付け可能。

フロントベイは5インチベイが2つあるが、そのうちの1つにはDVDマルチドライブ(DRW-24D5MT)が搭載されている
前面端子はUSB 3.0×2、ヘッドフォン出力にマイク入力、電源LEDやアクセスランプ、リセットボタン、電源スイッチなど

 フロント側のインタフェースはUSB 3.0×2、ヘッドフォンにマイク端子、電源LEDやアクセスランプなどがある。リア側の端子は搭載されているマザーボードであるASUS「PRIME B450-PLUS」に準拠した仕様で、USB 3.1 Type-Cポート×1、USB 3.1(Gen.2)×2、USB 3.1(Gen.1)×2、USB 2.0×2とPS/2×1、アナログオーディオ入出力、ギガビットLANが並ぶ。ディスプレイに関してはDVI-D×1、DisplayPort×3、HDMI×1という構成になっている。

リア側はUSB 3.1 Type-Cポート×1、USB 3.1(Gen.2)×2、USB 3.1(Gen.1)×2、USB 2.0×2とPS/2×1、アナログオーディオ入出力、1000BASE-T対応の有線LAN。ディスプレイ関係はDVI-D×1、DisplayPort×3、HDMI×1が利用可能
天板部に見える3本の棒はゴム製になっており、スマートフォンなどを載せても滑りにくい簡易物置として使える

 内部へのアクセスは背面側にある2つの手回しネジを外すだけで行うことができる。フロント側は各種ドライブベイで、上から5インチベイ、3.5インチベイ、そして内蔵ドライブベイは3.5インチが3基、2.5インチが4基という高い拡張性を持つ。この高い拡張性はタワー型ならではだ。

 ファンはフロントとリアに120mm各のものが1つずつ。天板部のファン取り付けスペースは用意されていない。CPUクーラーはAMD純正のものが使用されている。別メーカー製も用意されているが、ケースのエアフローがしっかりしているので、オーバークロックなどをしなければ標準構成で十分だ。

左側面のカバーを外すと内部は非常にスッキリしている。マザーボード裏配線などは使われていないが、ケース本体にケーブルがきっちり固定されていることが要因だろう
SDDやHDDといったドライブ類は工具なしで取り付け・取り外しができるスクリューレス仕様になっており、増設やメンテナンスが簡単に行える
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提供:株式会社Project White
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia PC USER 編集部/掲載内容有効期限:2018年12月31日