サイバーリンクは4月16日、動画再生ソフト「PowerDVD 19」を発表。同日にダウンロード版の販売を開始した。4月24日にはパッケージ版の店頭販売も開始する。ダウンロード版の税別価格は4444円(Standard)〜1万926円(Ultraの新規ユーザー向け)。
PowerDVD 19は、シリーズでは初めてプログラム本体を64bitネイティブ化。より広いメモリ空間を使えるようになったことで、独自の高画質化技術「TrueTheater」の一部を4K(3840×2160ピクセル)動画に適用可能に。最上位の「Ultra」では8K(7680×4320ピクセル)動画の再生にも対応した。
なお、32bit版プログラムも付属するが、64bitに依存する一部機能は非対応となる。
ユーザーからのフィードバックを受けてユーザーインタフェース(UI)も改善。「TrueTheater」のオン/オフや画面の等倍表示をワンクリックでできるようになった。
Ultraでは「Windows 10 HDR」によるウィンドウモードでのHDR再生をサポート(対応GPUを用いる必要あり)。同エディションではVRオーディオの再生やHEIF形式の静止画やアニメーションGIFの表示にも対応した。
PowerDVD 19は、DVD-Video再生に対応したエントリー版「Standard」、Blu-ray Disc再生に対応した中位版「Pro」、Ultra HD Blu-ray Disc再生に対応しDTCP-IP対応のDLNAクライアント機能も備える最上位版「Ultra」と、Ultraのサブスクリプション(定期契約)版「Live」の4種類をラインアップしている。
それぞれの(標準)販売価格は以下の通り。
アップグレード版は、2バージョン前までのPowerDVDのライセンスを持っている場合に利用できる。
「乗換え・アップグレード版」は、過去のPowerDVDを含むサイバーリンク製品(OEM版を含む)や他社の動画再生ソフト(OS付属のもの、フリーソフトウェア、体験版を除く)を所有していれば誰でも利用できる。「アカデミック版」は、児童、生徒、学生や教職員と、学校教育法に定める教育機関、各種職業訓練学校、大学共同利用機関法人に勤務している人が対象となる。
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