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出資者に届いたFCCL「LIFEBOOK UH Keyboard」 “実物”をいろんな角度からチェック!(1/2 ページ)

» 2022年03月25日 16時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)がクラウドファンディングで出資を募ったワイヤレスキーボード「LIFEBOOK UH Keyboard」。出資は順調に推移し、3月16日から順次発送が始まっている。

 筆者は出資の募集開始日(2021年7月15日)にGarnet Red(ガーネットレッド)のキーボードを注文した。このカラーは1000台以上の出資(販売)を条件に製品化される予定だったが、2021年9月1日までに製品化が決定。胸をなで下ろしたのもいい思い出である。

 “いい思い出”という言葉の通り、出資したことをすっかり忘れていたのだが昨日(3月24日)、手元に届いたので実物をチェックしていこう。

【訂正/追記:3月28日10時】初出時、LIFEBOOK UH KeyboardがAndroid端末でも理論上は使える旨を記載していましたが、改めて検証した結果、正常に認識できないことが確認できました。おわびして訂正すると共に、確認結果を追記しました

外装保護箱 外装保護箱に入って届いた筆者のLIFEBOOK UH Keyboard。FCCLのWeb通販サイト「富士通 WEB MART」から3月24日到着指定で出荷されたようだ
納品書 納品書には保証書に貼り付けるためのシールが添付されていた

限定の外装箱で“高まる”

 LIFEBOOK UH Keyboardは一般販売も予定されている。一般販売版に関する詳細は未定だが、クラウドファンディング版との間で分かっている唯一の差異が「プレミアムデザインパッケージ」である。簡単にいえば、本体が入っているパッケージ(箱)が異なる。

 外装保護箱を開けると、段ボール製の中仕切りが入っている。恐らく、開封時にカッターナイフなどで誤ってパッケージに傷を付けないようにする配慮だと思われるが、丁寧な梱包(こんぽう)に少し感動してしまった。

すごく……丁寧です 外装保護箱の封を開けると、段ボール製の中仕切りが入っている。カッターナイフなどで誤って傷つけてしまうことへの配慮だと思われる

 中仕切りをどけると、ついにプレミアムデザインパッケージが姿を見せる……のだが、これも緩衝材で覆われている。かなり厳重な荷造りぶりだ。

 緩衝材を取り外すと、キーボードの原寸大プリントが目に入る。これはプレミアムデザインパッケージの一部を構成する“覆い”である。これを外すと、いよいよパッケージ本体にアクセスできる。

緩衝材など 中仕切りをどけると、緩衝材にくるまれたパッケージが姿を見せる。外装保護箱とのすき間にも緩衝材がキレイに入れられている。PC関連製品でここまで丁寧な梱包は久しぶりに見た気がする
覆い 緩衝材を取り外すと、原寸大のキーボードが印字された覆いが姿を見せる
覆いの側面 パッケージの長辺側に当たる覆いの側面には「LIFEBOOK UH Keyboard」の刻印がある

 覆いを取り外すと、富士通ブランドPCの40周年記念ロゴが目に入る。「ああ、これは“記念品”なのだ」という思いを新たにするところである。

 パッケージを開けると、キーボード本体とノートPC風の印字が目に入る。LIFEBOOK UH Keyboardは、その名の通り現行のLIFEBOOK UHシリーズに搭載されているキーボードがベースである。ノートPC風の印字を見ると「ノートPCから“くりぬいた”キーボードなのだ」と強く印象付けられる。

キーボード 箱を開けると、キーボード本体とノートPC風の印字が目に入る。印字は現行のLIFEBOOK UHシリーズと同じサイズで「UHシリーズから“くりぬいた”キーボード」感が非常に強い

 パッケージ内部のタッチパッドのクリックボタン周辺をよく見ると、切り抜きが入っている。ここを開けると、間仕切りが姿を見せる。この間仕切りにはUSBケーブルが入っており、あらかじめどかしておくとキーボード本体を取り出しやすい。

 USBケーブルはUSB 2.0 Type-A to Type-Cタイプで、Type-CコネクターはL字型となっている。L字型コネクターなので、壁面ギリギリでも差し込みやすい。このケーブルはキーボードの内蔵バッテリーの充電に加えて、USBキーボードとして使う際にも利用する。

間仕切り パッケージのクリックボタン近辺の切り抜きを開けると、USBケーブルが封入された間仕切りが姿を見せる。これを取り外すとキーボード本体を取り外しやすくなる。

 キーボード本体を取り外すと、付属書類が姿を見せる。取扱説明書兼保証書に加えて、消毒液の利用に関する注意書きも封入されている。注意書きを読む限り、消毒液を使ったことに起因すると思われるPC故障が増えているようだ。手入れをする際にはよく気を付けたい。

書類 取扱説明書兼保証書に加えて、「新型コロナウイルス感染対策時の消毒液の使用について」という書類も添付しているのがご時世といえる
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