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Intel、タブレット向けSoC「Atom Z3000」シリーズを発表

「Bay Trail-T」の開発コード名で知られるIntelの次期タブレット向けSoC「Atom Z3000」シリーズが正式に発表された。

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 米Intelは9月11日(現地時間)、「Bay Trail-T」の開発コード名で知られる次期SoC「Atom Z3000」シリーズを発表した。同SoCは「Clover Trail」からアーキテクチャを大きく変更し、22ナノメートルプロセスで製造する新CPUコア“Silvermont”を採用する。

 Bay Trail-Tではクアッドコアモデルを用意し、現行世代の2倍以上のCPU性能を実現したほか、グラフィックスコアがIntel HD Graphicsベース(最大667MHz/DirectX 11/OpenGL ES 3.0対応)となり、グラフィックス性能を3倍に向上。また、現行と同じ性能であれば消費電力を5分の1に抑えられるという。このほかCPUとGPUの稼働状況によって相互にクロックを引き上げるIntel Burst Technology 2.0をサポートする。

タブレット向けSoC「Bay Trail-T」。このほかスマートフォン向けの「Merrifield」も年内の投入が予告されている(画面=左)。2012年9月に登場した「Clover Trail」と、2013年2月にAndroid向けとして登場した「Clover Trail+」の後継。Windows/Androidの両OSに対応する(画面=右)

Bay Trailのブロックダイヤグラム(画面=左)。Intel Burst Technology 2.0の動作イメージ(画面=右)

Intelが実施した3DMark 1.1.0とSysmark 2012 Liteの結果。現行のAtom Z2760(Clover Trail)と比較して処理性能は2倍、3D描画性能は4.5倍以上に向上している

 各モデルの主な仕様は以下の通り。


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