検索
レビュー

写真で見る「Floral Kiss」2014年夏モデル――“女性を輝かせるPC”とは?20〜30代の働く女性へ(1/2 ページ)

「女性が持っていてうれしくなる、使っていて楽しくなるパソコンを作りたい!」――そんな強い思いから、富士通の女性社員が中心となって製品化した異色のノートPC「Floral Kiss」。1年半ぶりのフルモデルチェンジでどう変わったのか?

Share
Tweet
LINE
Hatena

バイカラーの天板が印象的な「Floral Kiss」新モデル

 既報の通り、富士通は女性向けノートPC「Floral Kiss」の2014年夏モデル(FMV LIFEBOOK CH75/R)を5月23日に発売する。

 オシャレに敏感な20〜30代の働く女性をメインターゲットに、同社の女性社員が中心となって企画・開発した13.3型ノートPCだ。「仕事も、遊びも、オシャレも、この1台で女性のニーズを満たし、女性を輝かせるPC」を目指したという。ここでは、他のFMV LIFEBOOKシリーズと大きく異なる新Floral Kissのボディデザインを中心にチェックする。

 ボディカラーは「Elegant Red with Beige」と「Clear White with Brown」の2色を用意。いずれも天面とパームレスト面は光沢仕上げ、底面はサラッとした非光沢の仕上げだ。液晶ディスプレイのタッチパネルに付着した指紋を拭き取って、美しい外観が保てるよう、専用のクロスも付属している。

左が「Clear White with Brown」、右が「Elegant Red with Beige」。一目で他のFMV LIFEBOOKシリーズとは違う製品だと分かる

 スタンダードなクラムシェルノートPCのフォルムを踏襲しながら、単に女性に受けそうなカラーを採用しているだけでなく、2色切り替え(バイカラー)の天板、長い爪でも開けやすいクラッチバッグ形状の先端部、かな表記がない2色使いのキーボード、透明感あるビジューをあしらった電源ボタンとステータスLED、花柄のスピーカーおよび通風口など、至るところでFloral Kissらしさを演出している。特にバイカラーの天板は、ノートPCでは非常に珍しいデザインで目を引く。

「Elegant Red with Beige」

 Elegant Red with Beigeは、温かみのあるベージュに差し色のレッドを加えた印象的なボディカラー。ファッションアイテムの1つとしてPCを持ちたい女性向きとしている。

ベージュとレッドの2色使いが新しい
天面はバイカラー仕様(写真=左)。底面も余計な凹凸などがない美しい仕上がりだ(写真=右)
長い爪でも液晶ディスプレイを開けやすいクラッチバッグ形状の先端部(写真=左)。液晶ディスプレイを限界まで開いた様子(写真=右)
1920×1080ドット表示の13.3型ワイド液晶ディスプレイは、タッチパネルも搭載(写真=左)。キーボードはかな刻印がないシンプルなデザインで、最上段のキーだけ赤く塗られているのが目立つ(写真=右)
電源ボタンやステータスLEDには、キラリと光るビジューパーツを使用
スピーカー、吸気口、排気口の穴はよく見ると花柄になっている(写真=左)。バッテリーは着脱できる構造で、スティック型のACアダプタが付属する(写真=右)
前面にSDメモリーカードスロットとステータスLEDを配置(写真=左)。背面にインタフェース類はない(写真=右)
左側面は、USB 3.0、HDMI出力、排気口、有線LAN、ACアダプタ接続用のDC入力を配置(写真=左)。右側面には音声入出力、2基のUSB 3.0、光学ドライブ、盗難防止用ロック取り付け穴が並ぶ(写真=右)

「Clear White with Brown」

 Clear White with Brownは清潔感とエレガントさにこだわったホワイトとブラウンの組み合わせ。先に紹介したベージュ×レッドに比べると、全体的に落ち着いたトーンだ。インテリアとの調和を重視したカラーとしている。

同じ2色展開でもホワイトとブラウンの組み合わせは落ち着いており、無難なカラーといえる
バイカラーの天板は、上部に新しく作られたFloral Kissのロゴがあしらわれている(写真=左)。底面はバッテリーを搭載する後部が厚くなっている(写真=右)
ネイルを傷つけずに液晶ディスプレイを開けやすいクラッチバック形状は前モデル譲り(写真=左)。液晶ディスプレイを限界まで開いてみた(写真=右)
画面サイズは従来通りの13.3型ワイドだが、解像度が1366×768ピクセルから1920×1080ピクセルに高まり、タッチパネルも付いた(写真=左)。2色使いのキーボードは、約19ミリのキーピッチを確保する一方、ストロークは約1ミリと浅いほうだ(写真=右)。タッチパネルは、左右ボタンが一体化した別パーツとなっている
こちらは電源ボタンにブラウンのビジューパーツを使用している
武骨になちがちな吸気口や排気口には花柄をあしらい、底面のネジ穴もシールで目立たなくしている(写真=左)。後部のバッテリーは着脱できる構造だが、こちらもカバーで覆われる(写真=右)。ACアダプタはスティック型で、前モデルのように装飾は施されていない
,前面の右寄りにSDメモリーカードスロットとステータスLEDが並ぶ(写真=左)。背面にインタフェース類は搭載しない(写真=右)
左側面は、USB 3.0、HDMI出力、排気口、有線LAN、ACアダプタ接続用のDC入力を装備(写真=左)。右側面には音声入出力、2基のUSB 3.0、光学ドライブ、盗難防止用ロック取り付け穴を備えている(写真=右)。USB 3.0が3基あるのは使いやすい

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る