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寒い朝でもスッと起きたくなるジョブズ名言集週末アップルPickUp!

できることなら、一生二度寝をしていたい。そんなあなたに。

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 最近寒すぎやしませんか。iPhoneのアラームが鳴っても、ぬっくぬくの布団から出られません。いったん身体を起こしても寒さが上半身に刺さり、もう一度毛布をかぶる始末。できることなら一生二度寝していたい。

 それでも私たちは毎朝起きて仕事に行かねばなりません。そこで今回の「週末アップルPickUp!」では、寒い朝でもすぐに起きたくなる、故スティーブ・ジョブズ氏の名言をご紹介します。

アップル公式サイトで公開されたスティーブ・ジョブズ氏の追悼動画より

「我々には、そんなにたくさんのことができる機会はない」

 2003年にすい臓がんを発症し死と直面した経験から、彼はたびたび時間の有限性を語ってきました。以下このように続きます。

 「だからすべての仕事は卓越したものであるべきだ。なぜならそれが私たちの人生だから。人生は短い。いずれ死ぬ。わかるだろ? みんな自分の人生でこうしようと決めてきたんだ。だからよっぽどよくないと。やる価値がないといけない」

 2011年、56歳という若すぎる死を迎えたことで、結果的にこの言葉がより説得力を持つことになりました。

 毎朝30分を余計にベッドで過ごしていたとしたら、1週間で3時間半、1カ月で15時間、1年で7.6日を無駄にします。私たちの人生は短いのに、ダラダラ横になっているとほかの大切なことをやる機会を失うぞ!! と自分に言い聞かせれば、すぐに起きられるかも。

「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日しようとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」

 2005年、スタンフォード大学卒業式でのスピーチで語った一言。ジョブズは17歳のとき、「毎日を人生最後の日だと思って過ごしなさい」という言葉に出会って以来、33年間毎朝鏡に映る自分に上記の言葉を問いかけてきました。またその答えに「ノー」が何日も続けば、何かを変える必要があると考えました。

 いつものように「あと5分だけ……」と二度寝しかけたときは、「もし今日が人生最後の日だったとしたら、二度寝は本当にやりたいことか?」と自問自答してみましょう。「ノー」が1週間続いたら、いいかげん時間通りに起きましょう。

「重要なことに集中する唯一の方法は『ノー』と言うことだ」

 ジョブズは大学時代から禅に深く関わり、無駄なものを削ぎ落した美や、厳しく絞り込む集中力を取り込んでいきました。アップル製品のシンプルなデザインや、基調講演での黒のタートルネックとデニムというノームコアファッションにもその影響が現れています。

 無駄なものや考えに「ノー」と言い、“断捨離”していくことで、本当に重要なことが見えてきます。ベッドでうとうとする無駄な時間に「ノー」を突きつけましょう。

 早起きすれば余裕を持って朝の時間を過ごせるし、勉強や趣味の時間だって作ることができます。一番いい目覚めは愛する人に起こしてもらうことですが、相手がいなければジョブズの言葉を反芻(はんすう)し自力で起きるしかありません。今日も1日がんばりましょう!(号泣)

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