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本や映画好きなら知っておくべき、iBooks&iTunes Store「おすすめ」の秘密アップルPickUp!(1/2 ページ)

面白い作品との出会いを求めているなら要注目!!

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 iPhoneやiPad、Apple TVなどでコンテンツを楽しむにはさまざま方法があります。筆者は電子書籍なら「Kindle」や「楽天Kobo」、映画なら「Amazonプライムビデオ」が最近のスタメン。そのため、純正アプリの「iBooks」や「iTunes Store」アプリはすっかりご無沙汰になっていました。

iBooks、使ってる?(最近全然使ってなかった……)

 しかしそれらの「おすすめ」タブにある特集コーナーに、実はAppleはとんでもなく力を入れているようです。本好き、映画好きなら、プロのエディターによるこのキュレーションサービスは絶対知っておくべし!

iBooksで時流を読む

 iBooksアプリには、リッチな読書体験ができる機能が多数搭載されています。「何か面白い本を読みたい」、そんな漠然とした気持ちのときは「おすすめ」タブの特集をチェック。

「本が好きでたまらない」エディターたちがすべての作品を読んだ上で特集を作っているという

 人気作や新作だけなく、専門のブックエディターが人力でキュレーションした作品がそろっています。エディターは毎月リリースされている本をすべて読んだうえで特集を組んでいるため、選定された作品の面白さは折り紙つき。

作品詳細の「iBooksレビュー」ではエディターの感想が読めるので、プロの意見を参考に本選びができる

 注目はその時期の流行りや社会の流れを反映した特集です。「時事キーワード」は、地方創生やTPP、マイナンバー制度など、今話題のワードを学べる本をラインアップ。「LGBT」ではジェンダーレスをテーマにした本、映画、音楽をまとめて紹介しています。

テーマによっては本、映画、楽曲、アプリなどファイル形式にとらわれない提案をしている。幅広いコンテンツを提供するStoreならではの機能だ

 「おすすめ」タブの特集においては、Appleとエディターはかなり情熱を持って毎週キュレーションしているとのこと。「最近面白い本との出会いがない」「週末ひまつぶしできる小説が読みたい」、そんなときに役立つタブとなっています。「セールだから買う」なんて動機付け、筆者もそろそろ飽きてきたところなので、iBooksに乗り換えようかと検討中。

快適な読書体験ができる機能も多数搭載している。例えば「自動夜間モード」は、周囲が暗くなると自動的に白黒が反転して読みやすくなる機能。マンガ好きにうれしいのは、2015年から実装された続編の管理機能。作品をシリーズにまとめてフォルダ化でき、未購入の巻をそのまま本棚から購入できる。新作が出たらすぐに本だなに反映され、そのまま購入できる

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