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「iPadに立ち向かえる唯一のAndroidタブレット」――防水仕様・地デジ内蔵の「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp」登場

ファーウェイが10.1型Androidタブレット「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp」を発表。旧機種の特徴を引き継ぎつつ、IP67の防水・防じん機能と地デジチューナーを内蔵した。

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ファーウェイ初の防水タブレットが登場

 ファーウェイ・ジャパンは11月28日、HUAWEI MediaPad M3シリーズの最新機種として「HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp」(以下、MediaPad M3 Lite 10 wp)を発表した。市場想定価格は3万7800円。同日より先行予約を開始し、12月8日に発売する。

HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp

 MediaPad M3 Lite 10 wpの特長はJIS規格(JIS C0920)のIP67を満たす耐水・防じん機能を備えた点だ。これにより、キッチンなど水回りでの使用やアウトドアでの活用も水濡れを気にすることなく行えるようになった。また、フルセグ・ワンセグチューナーを内蔵し、ネットワークに接続できない場所でも地デジ放送を楽しめるのが目を引く。なお、前機種のMediaPad M3 Lite 10で好評だったharman/Kardonのクアッドスピーカーも踏襲しており、従来同様ダイナミックなサウンドが楽しめる。

10.1型サイズで解像度は1920×1200ピクセル、コントラストは1000:1

 画面サイズは10.1型(1920×1080ピクセル)で視野角の広いIPSパネルを採用。CPUとしてオクタコアのKirin 659(2.36GHz×4+1.7GHz×4)を搭載する。メモリは3GB RAMと32GB ROMを内蔵するほか、microSDカードスロットを備えており、最大256GBまでストレージを拡張できる。

harman/Kardonがチューニングを施したクアッドスピーカーを搭載

 インタフェースはUSB Type-C(USB 2.0)、ヘッドフォン/マイク、microSDカードスロットなど。ともに800万画素のフロントカメラとリアカメラを内蔵するほか、指紋認証センサーをはじめ、加速度、照度、電子コンパス、ジャイロなど各種センサーを備える。ネットワーク機能は、802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth V4.2を搭載(国内向けモデルはWi-Fiモデルのみ)。本体サイズは248(幅)×172(奥行き)×7.8(厚さ)mm、重量は約465g。6660mAhのバッテリーは動画視聴で約12.8時間、Web閲覧で約9.3時間のバッテリー駆動が可能。急速充電(9V、2A)にも対応し、わずか25分の充電で約2時間の動画視聴が行える。

「iPadに立ち向かえる唯一のAndroidタブレット」

 同日行われた新製品発表会では、ファーウェイデバイス日本・韓国リージョンプレジデントの呉波(ゴハ)氏が登壇し、日本市場に向けた意気込みをアピールした。2017年の第1四半期から第3四半期まで1億1200万台のスマートフォンを出荷し、スマホメーカーとして世界第3位の地位を確立したファーウェイは、国内市場においてもシェア第4位、SIMフリースマートフォンでは首位を独走している。


 呉波氏は成長の要因として、技術研究・開発への積極的な投資やユーザーの声を重要視している点を挙げ、「出荷台数の成長率(19%/2016年比)に比べて、売り上げはさらに高い30%も伸びている」と、ブランド戦略の好調ぶりもアピール。2017年の実績を振り返りながら「日本のみなさまにもファーウェイを認めて頂けたと思っている」と話し、ユーザーの声を反映して耐水・防じん機能を備えたAndroidタブレット「MediaPad M3 Lite wp」を紹介した。

 2017年、ファーウェイはAndroidタブレットで日本市場シェアトップを獲得している(iPadを含めると第2位)。呉波氏は「(MediaPad M3シリーズが)iPadの独占状態に立ち向かえる唯一のタブレットだ」と自信をみせた。

【訂正:2017年11月30日22時5分 記事初出時、画面の向きに応じてクアッドスピーカーのチャンネルが入れ替わると記述していましたが、スマートスピーカーには対応しておりません。おわびして訂正いたします】

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