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富士通、同社製ノートPCで採用したパナソニック製バッテリーのリコールを拡大 6万台以上が影響
富士通は、同社製ノートPCに用いられていたパナソニック製バッテリーの回収対象品が拡大したことを発表。ユーザーに再度の確認を促している。
富士通は12月13日、同社製ノートPCに用いられていたパナソニック製バッテリーの回収対象品が拡大したことを発表した。
2015年より、同社ノートPCに搭載していた一部のパナソニック製バッテリーパックに発火の恐れがあるとして交換と回収が呼びかけられていたが、今回さらに回収対象品が増加したことが判明。2012年8月から2013年11月の間に製造されたノートPCのうち、一部機種に採用されたバッテリーについても発火や火災の恐れがあるとしている。
対象モデルは、上記期間中に製造されたノートPCのうちの一部で、「LIFEBOOK A/E/P/S/T」シリーズ、「FUTRO MA/MP」シリーズ、「CELSIUS H」シリーズ、「LIFEBOOK SH/PH」シリーズが該当。オプション品のバッテリーパック「FMVNBP210」「FMVNBP222」「FMVNBP224B」「FMVNBP224W」「FMVNBP224R」「FMVNBP228」と合わせ、6万2521個のバッテリーパックが対象となっている(該当する品名/型名の詳細はこちら)。
同社では、以前の告知で回収対象外になっていた製品についても再度確認を行うよう促している。該当製品のチェックは、特設ページで配布されているチェックツールで判定可能だ。
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富士通が、2015年8月27日より行っているバッテリーパックの交換・回収において、対象となるバッテリーパックを新たに18機種追加した。
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