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レビュー
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2003年5月20日 22時6分 更新
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ThinkPad R40e 2684-42J:ThinkPadブランドのエントリーノートPC
日本アイ・ビー・エム
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バリュー向けモデルと言えどもキーボードの作りは秀逸

キーボードの出来の良さでThinkPadシリーズを指名買いするユーザーも多いが、バリュー向けモデルであるR40eのキーボードも、ThinkPadシリーズの名に恥じないものとなっている。キータッチは堅めだが、心地よい反発力があり、長時間のタイピングでも疲れは少ない。パームレストは先端に向かってなだらかに下降線をたどるデザインとなっており、キー入力の疲労を軽減し、ユーザビリティーの向上に一役買っている。

キーボードは89キーの7列配列を採用している。ポインティングデバイスはトラックポイントのみで、R40シリーズに装着されているウルトラナビは非装着(クリックすると拡大します)
同社のキーボードは、Windowsキーなどがない点については賛否両論だが、キーマップを変更するツールが標準で装備され、一部のキーをWindowsキーやアプリケーションキー変更できる。また、キーボード上部に「Access IBM」ボタンが用意されており、ワンタッチで各種ユーティリティの起動やヘルプの表示が行なえる。
R40シリーズはウルトラナビを装備しているが、廉価版にあたるR40eではトラックポイントのみとなっている。なお、トラックポイントのキャップが新しくなり、柔らかいタイプのものになった。軽い力でカーソル移動が行なえるようになっているが、ゴムが柔らかいぶん減りも早い。ざらついた表面を持つ従来型のキャップも同梱されているので、好みに応じて使い分ければいいだろう。
プリインストールのアプリケーションは少ないが、「IBM Rapid Restore」と呼ばれるバックアップ&リストアツールなども付属している。ThinkPadブランドでありながらも、価格は安価でデスクトップPCの代替としても有効打。いままで価格の面でノートPCの導入をためらってきた企業などにもお勧めだ。
参考ベンチマーク値


「PCMark2002Pro」と「3DMark2001SE」のペンチマークテスト結果
[赤坂賢太郎, ITmedia]
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