> レビュー 2003年7月24日 10:21 PM 更新

自分なりの絵作りが楽しめるワンランク上の500万画素機
オリンパス光学工業 CAMEDIA C-5050ZOOM(2/5)

製品写真
総合評価8
画質9
カメラ性能9
デジタル性能9
デザイン・インタフェース7
機動力6
レイティングポリシー

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撮影者の好みに合った絵作りが可能


 オリンパスは大雑把にいって、(1)C-900系のコンシューマー向けズームデジカメ(レンズカバーを開くとレンズが飛び出してくるタイプ)、(2)C-2000系の中級マニュアル系デジカメ(C-2000ZOOMからC-4100ZOOMまで続いた同社の顔ともいえる老舗シリーズ)、(3)Eシリーズの一眼レフ系ハイエンドデジカメ(C-1400Lから始まってE-20まで続いたレンズ一体型の一眼レフ)――の三つの柱を持っていたが、2002年秋からそれを大幅に見直し始めた。

 その第一弾が「C-5050ZOOM」。C-2000系に似たボディデザインだが、中身はC-2000系とE-20の中間に当たる、ワンランク上のハイエンド機。簡単にいえば、C-4040ZOOM/4100ZOOMのボディにE-20のユーザーインタフェースを融合させたデジカメである。ちなみにE-20はさらにハイエンドになり、レンズ交換型一眼レフデジカメ「E-1」として2003年10月上旬に登場予定だ。


C-4040ZOOM/4100ZOOMの質感を上げて高級にしたような前面。精悍なブラックでなかなかカッコよく、ボディもけっこう小振り。レンズはF1.8の明るさ。レンズの上に光学ファインダーとAF補助光用の窓が見える



3倍ズーム機としてはちょっと分厚め。レンズ部はアダプターを介して他シリーズと同じコンバージョンレンズを装着可能


握りやすいグリップの形状やシャッターボタン、ズームレバーのデザインもC-4040ZOOM/4100ZOOMを踏襲している。アクセサリーシューやモードダイヤルがハイエンド機っぽい雰囲気を出している

 CCDは1/1.8インチ500万画素で、35〜105ミリ相当の3倍ズームレンズを搭載する。それだけなら普通のデジカメだが、レンズはF1.8〜2.6と他社のハイエンド機よりやや明るく、撮影距離もマクロモードで20センチ、スーパーマクロモードにすればズームレンジは固定されるが3センチまで寄ることができる。かなり気合いが入ったレンズだ。

[荻窪圭, ITmedia ]

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