“速い、安い、うまい”――サブカメラに欲しくなる「DiMAGE X20」(3/3)
シャッターボタンを1回押せば、自動的に約3コマ/秒で9カットの連続撮影を行い、1フレームに並べて表示する「マルチフレームショット」。ヘタクソなゴルフスイング(写真とは関係ありません)も、これを見れば一目でわかる 正直に言おう。今回のX20のレビューは、当初あまり乗り気ではなかった。メーカー発表の資料を見る限りでは、「機能を削ったDiMAGE Xtの200万画素タイプ」というイメージしかなかったからだ。だが、レビューを終えた後のX20の印象は大きく変わった。
屋内での作例1。ミノルタの看板は偶然です。1/45秒、F2.9、ISO 200
屋内での作例2。開放絞り値がF2.8からと比較的明るいレンズで、暗い屋内でも手ブレせずに撮影できる。1/45秒、F2.8、ISO 200 世界最速起動――「速い」、実売3万円前後――「安い」、小型軽量で基本性能が充実――「うまい」と、3拍子揃ったX20は、さながら食べ始めると病みつきになる“牛丼デジカメ”だ。スペック上ではなかなか分からないが、実際に使ってみると「ああ、使いやすいデジカメって、こういうのを言うんだろうな」と実感する。 「ポケットに入れて気軽に持ち歩ける100グラム前後の光学3倍ズーム機を3万円以内で買いたい」というニーズはもちろんのこと、シャッターチャンスに強い高速レスポンスや充実のマクロ撮影などは、ベテランユーザーがポケットに1台忍ばせておくサブカメラとしても適している。久しぶりに、人に勧めたくなったデジカメだ。
ミノルタ、薄型デジカメの低価格モデル「DiMAGE X20」 ミノルタ、新デザインの「DiMAGE Xt」 関連リンク ミノルタ ミノルタDiMAGEサイト [西坂真人, ITmedia ] Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved. モバイルショップ
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