> レビュー 2003年10月10日 08:39 PM 更新

先進機能が満載の10倍ズーム機――「DiMAGE Z1」(3/3)


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デジカメとしての基本性能はハイエンド機並み

 CCDは有効320万画素の1/2.7型(原色フィルター付き)を採用。同社独自の独自の画像処理技術「CxProcessU」と合わせて、高画質で色鮮やかな画像撮影が行える。

 撮影モードは、オートやプログラムAEのほか、絞り優先AE/シャッタースピード優先AE/マニュアル/シーンモード(5種類)が選べるほか、マクロ機能は最短4センチまで被写体に近づける「スーパーマクロモード」を搭載。ISO50から選べる感度設定も、明るい屋外の撮影には重宝する。


直射日光が当たった白い花も低いISO感度と高速シャッターで白トビせずに撮影できる。プログラムAE、ISO50、1/1000秒、F5.6


10月過ぎても元気に活動している我が家の小さなコクワガタ(体長35ミリほど)をスーパーマクロモードで撮影。プログラムAE、ISO100、1/60秒、F3.2

 そのほか、広い画面領域をカバーしてピントや露出を自動的に合わせる「主被写体検知機能」や、決定的瞬間を逃さない「シャッターチャンス連続撮影」モード、10コマ/秒の「UHS(ウルトラハイスピード)連続撮影」VGA・30フレーム/秒のTV並み音声付き動画撮影機能「ハイグレードムービー」、夜景撮影時に効果を発揮する「スローシャッターノイズリダクション」など、5万円前後の普及タイプ10倍ズーム機ながらも機能は豊富だ。


スローシャッターノイズリダクションを使った夜景撮影

 ボディサイズは109.5(幅)×77.5(高さ)×80(奥行き)ミリで、重さは305グラムと、大口径レンズを採用しながらも軽量コンパクトに仕上がっている。好みが分かれるのは、従来のデジカメにはない“やや奇抜な”そのデザインだろう。「高倍率ズーム」と「ワンランク上の撮影機能」は、幅広いユーザーにお勧めできるデジカメに仕上がっている。



記録媒体はSDメモリーカード/MMCを採用。電源は単三形電池(アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池)を4本使用し、アルカリ乾電池使用時に最大250コマの撮影が行える

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[西坂真人, ITmedia ]

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