> レビュー 2003年12月18日 02:02 PM 更新

内蔵HDDレベルの高速な1394b対応外付けHDD――バッファロー HD-H160IBU2(1/3)

バッファローの「HD-H160IBU2」は容量160Gバイト、回転速度7200rpmの外付けHDDだ。USB 1.1/2.0、IEEE1394aに加え、800Mbpsの最大理論データ転送速度を誇るIEEE1394bも備えており、大容量データの移動やバックアップなどに威力を発揮する。実効スピードを中心に、HD-H160IBU2の性能を評価した。

外付けHDDは何に使う?

 内蔵HDDが巨大化した現在、以前ほどは外付けHDDが使われることは少なくなっている。

 しかし、巨大化する一方のマルチメディアデータの移動や一時的な保存などで、記録型DVDではとうてい収まらない容量のデータを取り扱わなくてはならない場面は少なからずある。このようなケースでは、速度や容量の面から言って、現状ではHDD以外の手軽なストレージは考えられない。

 内蔵HDDがこれだけ大容量になり、一昔前のようにデータで満杯になってしまうことはあまりないはずなのに、USBやIEEE1394に対応した外付けHDDが数多く発売されているのは、こうした用途で使われるためだろうと想像できる。

 バッファローの外付けHDDにはいくつかのラインナップがあるが、「HD-HIBU2」はIEEE1394bとUSB 2.0に対応した最上位シリーズである。容量は160Gバイトと250Gバイトと2種類があり、ディスクの回転速度は7200rpmとなっている。

 電源部分は、ACアダプタではなく本体に内蔵されており、その本体もかなりスリムにできている。HDDと電源という2つの熱発生源があることから、背面には冷却ファンの排熱口が設けられている。スリムでありながらも冷却性能を落とさないように設計されているようだ。


ほとんど凸凹もなくシンプルな印象のHD-H160IBU2(160Gバイト)

 最近の外付けHDDは、USB(1.1/2.0)とIEEE1394aのどちらのインタフェースでも使えるものが多くなっている。これは、内蔵HDDに保存したデータを他のコンピュータへ移動する場合などに、USBとIEEE1394aの2種類のインタフェースを持っていれば、どんな状況でもつなぐことができるためだろう。

 最低でもUSB 1.1で接続できればデータを読み出すことは(時間がかかったとしても)可能だし、IEEE1394aかUSB 2.0で接続できればなお可、ということだ。そしてさらに本機はIEEE1394bにも対応している。つまり4種類のインタフェースで接続することが可能なわけだ。


背面のインタフェース部。IEEE1394b×2とUSB 2.0×1を装備している

 今のところIEEE1394bに対応したインタフェースカードやPCはあまり多くないが、IEEE1394aの最大400Mbpsに対して、IEEE1394bは最大800Mbpsのデータ転送速度を持っているので、インタフェースカードやケーブルなどの価格がこなれてくれば、USB 1.1から2.0への移行が行われたように、IEEE1394bが主流となるかもしれない。

 注意したいのは、背面のIEEE1394インタフェースは、1394bのみに対応しているという点だ。現状ではIEEE1394a機器とデイジーチェーン接続する機会もあるだろうが、付属のIEEE1394b←→IEEE1394aケーブルはIEEE1394a側が6ピン仕様なので、4ピンのIEEE1394a端子しか備えていない機器とは接続できない。

 前述したように、今のところIEEE1394b機器はあまり多く販売されているわけではないので、IEEE1394b(Bilingual 9ピン)←→IEEE1394a(4ピン)ケーブルの入手もたやすくはない。購入する際には、事前にこの点を確認しておいた方がよいだろう。


付属品として、IEEE1394bとIEEE1394aを接続するケーブル(左)、IEEE1394b同士を接続するケーブル(中央)、そしてUSB 2.0/1.1対応ケーブル(右)の3本が付いてくる

[河野寿, ITmedia ]

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