> 特集 2003年12月18日 08:40 PM 更新

ブロードバンドコンテンツ、画像ファイルなど、あらゆる用途にMOドライブを活用(3/4)


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デスクトップには内蔵型MO

 「メディアID」に対応したドライブは既にいくつかの製品が発売されているが、ここではバッファローの内蔵型MOドライブ「MO-I1300FB」と、USB 2.0&USB 1.1対応の外付けドライブ「MO-D640U2」「MO-PL640U2」を紹介してみるとしよう。まずは、内蔵型の「MO-I1300FB」だ。

 「MO-I1300FB」の接続方法は通常のATAPI接続となっている。このため、CD-RWドライブやハードディスクの増設・交換を行ったことがある人なら特に問題なく取り付けられるだろう。あとは、ユーティリティなど必要なソフトをインストールするだけ。これで「MO-I1300FB」を利用できるようになる。


5インチベイに内蔵できるMOドライブ「MO-I1300FB」もある。こちらは1.3GバイトのGIGAMOを利用することも可能だ


「MO-I1300FB」の背面。IDEケーブルと電源ケーブルを接続すればよい。マスター/スレーブの切り替えはジャンパにて行う


取り付けが完了したらユーティリティなどをインストールする。「メディアID」用のドライバも忘れずにインストールすること

 「MO-I1300FB」の特徴は、1.3Gバイトという大容量データを1枚のメディアに保存できるGIGAMOにも対応していることだ。現在、データのバックアップ用として広く利用されているCD-Rの記録容量は基本的に最大700Mバイト。「MO-I1300FB」では、その約2倍となる1.3Gバイトのデータを1枚のメディアに記録することが可能なのである。もちろん、価格の安い640/540/230/128MバイトのMOメディアを利用することもできる。

外付け型MO「MO-D640U2」はダイレクトコピーにも対応

 ノートPCに接続する場合は、USB 2.0およびUSB 1.1で接続できる「MO-D640U2」がお勧めだ。さらに「MO-D640U2」ならではの特徴を有効活用できるというメリットもある。というのも、「MO-D640U2」には「つながるポート」なる機能が搭載されているからである。

 「つながるポート」とは、デジタルカメラやUSBメモリなど、さまざまなUSB機器を直接MOドライブに接続できる端子のことである。通常、MOにデータを保存する場合、PCの電源をONにし、PC上でデータのコピーを行う必要があった。しかし「MO-D640U2」では、MOドライブとデジタルカメラなどを直接接続し、PCを経由することなく、MOにデータをコピーすることが可能となっているのである。


「メディアID」に対応したMOドライブ「MO-P640USB」。デジタルカメラを直接接続できる「つながるポート」が特徴


MOメディアを挿入し、デジタルカメラやUSBメモリなどを「MO-P640USB」に直接接続する


COPYボタンを押すと、デジタルカメラやカードリーダ内にあるデータがすべてMOにコピーされる。PCの電源をONする手間がなく、とっても便利だ

外出先で使用するならバスパワー対応の「MO-PL640U2」

 ノートPCを外出先でも頻繁に利用する場合は、USB2.0/1.1接続の「MO-PL640U2」がお勧めとなる。「MO-PL640U2」は、USBケーブルを通じてPC本体から電源を供給するバスパワーにも対応しているため、外出先でも電源コンセントを気にすることなくMOを思う存分利用することができる。もちろん、「メディアID」にも対応だ。


USBから電源を供給できる「MO-PL640U2」


この記事の目次
著作権保護「メディアID」に対応したMOドライブ
MOドライブでの「メディアID」利用方法
内蔵・外付け・バスパワー、TPOで使い分けよう
MOの保存用メディアとしての魅力も忘れずに

[相澤裕介, ITmedia ]

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