選択肢が広がるB5ノートパソコン2003年のPC秋冬モデルも、CPUやHDDの機能がアップしただけで、大きな変化はないと思われていたところ、B5ノートPC市場が俄然ヒートアップした。その原因はなんといっても、ソニーが11月12日に発表した「バイオノート505エクストリーム」(記事参照)である。30万円という価格もさることながら、本体重量825グラムという軽量さ、そのデザインに至るまで、「これは欲しい」と思わせるノートPCとなっている。 しかし、読者の方それぞれで、欲しいマシンは違うはずだ。そこでZDNet Shoppingでは、秋冬B5ファイルサイズ注目モデルから10機種をピックアップしてみた。まずはマシン選択のポイントを順に見ていこう。 メインマシンならできるだけ高クロックのCPUを選ぼうノートPCに限った話ではないが、ご存じの通りPCの基本性能はCPUで決定する。また、価格へダイレクトに響いてくる部分でもある。ノートPCしか持たないという場合や、デスクトップマシンと同様の機能を出先でもこなしたいなら、周波数はできるだけ高いほうがよい。 メインマシンとして使うのであれば、Pentium M/1.3GHz以上のCPUを選択することをおすすめしたい。 逆にノートPCで行う作業はWebブラウジングやメールチェックといったモバイル用途が中心で、Excel/Word文書などをたまに作成、参照できればよいという程度なら、Pentium M/1GHz程度でも十分だろう。 光学ドライブ内蔵を選ぶ? グラフィックス性能はどこまで求める?次に重要になるのが、1スピンドルマシンでよいのか、2スピンドルマシンを選ぶのか、ということになる。1スピンドル、すなわち光学ドライブを本体に内蔵しないモデルの場合は、その分本体重量も軽量となる。 2スピンドルマシンでは、CD-R/RW+DVD-ROMの「コンボドライブ」のほか、DVD-RWも利用可能な「DVDマルチドライブ」が採用されているマシンもある。DVDへの記録ができればもちろん便利だが、その価格差を考えると、用途によってはコンボドライブ+512Mバイトメモリ増設のほうがよい場合もあるだろう。 またグラフィックス性能に関しては、チップセット内蔵かMOBILITY RADEONなどのグラフィックスチップを搭載する機種に分かれる。オフィス用途であればチップセット内蔵の性能で問題ないが、3Dゲームを楽しみたいなら、NECの「LaVie J LJ700/7E」(記事参照)のように、ハイパワーなグラフィックスチップを搭載する機種を選択したい。 さて。あなたはどのマシンを選ぶだろうか?
関連記事
バックナンバー モバイルショップ
最新CPU搭載パソコンはドスパラで!!
最新スペック搭載ゲームパソコン
FEED BACK |