読めない漢字にカメラをかざす――アイエスピーが「らくらく瞬漢ルーペ」開発

» 2009年05月29日 15時45分 公開
[@IT MONOist]


 アイエスピーは5月29日、携帯電話のカメラのプレビュー画像から漢字や熟語を読み取り・抽出(同社特許技術)する携帯電話向けアプリケーション「らくらく瞬漢ルーペ」を開発。ソフトバンクモバイルの2009年夏モデルAQUOS SHOT SoftBank 933SH(シャープ)」に採用されたことを発表した。

 一般的に、手書き入力機能が搭載されている端末であれば、読み方の分からない漢字を手書き入力して調べることができるが、手書き入力機能がない端末の場合、読み方を調べることは難しい。同製品はこうした不便を解決してくれるアプリケーションだ。

photo 「らくらく瞬漢ルーペ」の使用イメージ

 手書き入力機能がない端末であっても、対象の印刷物(書籍や新聞など)にカメラをかざすだけで漢字を抽出でき、そのまま読み方や意味を調べたり、文字入力に使用したりすることが可能だという。ちなみに、同製品は記載方向を自動判定しており、縦書き・横書きどちらでも読み取りできるとしている。

 今回採用されたAQUOS SHOT SoftBank 933SHでは、読み取った漢字・熟語をスマートリンク辞書で検索することが可能だという。

photophoto AQUOS SHOT SoftBank 933SH(左) 読み取った漢字・熟語をスマートリンク辞書で検索することが可能(右)

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