日立製作所、WiMAX網活用のMVNE事業を開始

» 2009年07月14日 15時39分 公開
[ITmedia]

 日立製作所は7月13日、WiMAX通信網を活用したMVNO事業の支援サービスを体系化し、MVNO向けに7月14日から提供すると発表した。

Photo MVNO事業支援サービスの提供イメージ

 日立MVNO事業支援サービスは、MVNOが短期間でビジネス立ち上げられるよう支援する「MVNEプラットフォーム利用サービス」と、コンタクトセンターの構築から運用までをサポートする「コンタクトセンタサービス」で構成される。

 MVNEプラットフォーム利用サービスは、回線登録や開通、通信利用データの集計、精算データの提供などを行う「コネクティブサービス」と、加入契約者情報の管理、販売代理店管理、料金計算、物流管理といった情報提供などを行う「ビジネスサポートサービス」で構成され、MVNOの業態に合わせて利用範囲を選択できる。またユーザーのニーズに合わせ、システムの提供形態を日立のデータセンターを活用して提供する「データセンタ型」と、ユーザーの設備としてシステムを構築する「インテグレーション型」の2タイプから選択できる。

 コンタクトセンタサービスは、通信事業者として必要なフロント業務をMVNOに代わって行うサービスで、MVNOの業態に合わせてコンタクトセンターを立ち上げる。

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