ケータイ電話番号とメアド、教えるのに抵抗があるのは

» 2009年07月15日 14時24分 公開
[ITmedia]
Photo 企業などへの情報登録時に、教えるのがイヤなのは

 アイシェアは7月14日、「携帯番号とメールアドレスに関する意識調査」の結果を発表した。調査は6月24日から同29日まで、同社が運営する無料メール転送サービスCLUB BBQの会員を対象に実施したもので、有効回答数は605人。

 家で個人情報などが記載された書類を捨てる際に、情報を見られないよう工夫して捨てているかどうかを聞くと、全体の65.8%が「工夫して捨てる」と回答した。性別、年代を問わず工夫している人は6割を超えており、特に女性は71.3%と高い割合を示した。

 工夫の方法としては「シュレッダー」や「手で細かく破る」が多く挙げられたが、「黒く塗る」「スタンプを押す」など個人情報部分のみを見えなくする方法や、「生ごみに混ぜる」「燃やす」などの意見も見られた。

 回答者のうち携帯電話を所持している562人に、携帯の電話番号やメールアドレスを連絡先として企業に登録したことがあるかを聞くと、全体の43.1%が「ある」と回答した。男女別に見ると、女性の方が男性よりも5.6ポイント高く、年代別では、年代が高いほど「ある」という回答率が高かった。

 企業などに携帯の情報を登録するとき、「電話番号」と「メールアドレス」のどちらを教えるのに抵抗があるかを携帯電話の所持者に聞いたところ、「電話番号」が32.9%、「メールアドレス」が10.5%という結果が得られた。「電話番号」が「メールアドレス」の3倍にのぼっており、特に20代では36.9%が「電話番号」と回答している点が特徴的だった。

 なお、企業による最近の個人情報漏洩トラブル多発を受けてか、全体の51.1%が「どちらも同じくらいイヤ」と回答。女性で53.1%、30代では56.6%と過半数を超えるなど、個人情報の提供に強い抵抗感があることがうかがえる。

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