Professional Mobile »調査リポート
RSS

調査リポート

調査リポート:高校生のネット利用、親は実態を知らない――親子間で意識差

慶應義塾大学大学院とデジタルアーツが、高校生とその保護者を対象とするネット利用の意識調査の結果を発表。ネットの利用状況やトラブルの把握については、親子間で意識が異なることが分かった。

 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科とデジタルアーツは1月26日、高校生の携帯/インターネット利用に関するアンケート調査の結果を発表した。

 同調査は、生徒と保護者の携帯電話に対する意識の差やインターネットの利用実態の把握を目的に実施したもの。慶應義塾高等学校の第1学年全生徒の保護者を対象に、2009年9月11日から同28日まで実施したアンケートと、2009年6月8日から同12日まで実施した生徒向けアンケートとを合わせて集計して発表した。生徒数は719人、保護者数は458人。

 同調査によれば、携帯電話/PCともに、保護者は子供の利用時間を過小に評価している傾向が見られた。また、保護者は子供の携帯電話やPCの利用状況を知っていると考えているが、子供は親が知らないと考えているという傾向も見られた。PCはインターネットの利用時間に依存せず、約4分の3の保護者が子供の利用状況を把握しているが、携帯電話は利用時間が長くなるほど、子供の利用状況を把握していない結果となった。

Photo 携帯電話の利用時間に対する認識

 保護者と生徒との意識差は、インターネット上のトラブルに関しても見られた。子供の22.7%が、トラブルに遭遇した体験があると回答しているのに対し、子供の遭遇体験を認識していた保護者は10.0%にとどまっている。他方で、インターネット上のトラブルを回避する方法については、子供/保護者ともに「インターネットトラブルを具体的に知っておく」「フィルタリングを利用する」という回答が過半数を超えるなど、より具体的な対策を必要とする傾向が見受けられた。

Photo インターネット上のトラブル遭遇の実態

 PCスキルの低い保護者ほど、フィルタリングの有用性に対する認識が高いものの、フィルタリングソフトを提供してもソフトの利用率が低い傾向にあった。なお、青少年インターネット利用環境整備法については、保護者の約半数にあたる44.9%が「知らない」と回答している。

Photo 青少年インターネット利用環境整備法に対する認識

Copyright© 2012 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Special

FEATURES


仕事に役立つAndroidアプリはここでチェック!「仕事アプリナビ」
日々の仕事をサポートするAndroidアプリをカテゴリー別に紹介するサイト「仕事アプリナビ」がオープン。


特集:“位置情報連携”で進化する、モバイルサービスの今とこれから
ケータイへの搭載が本格化し始めたGPS機能が、モバイルサービスを新たなフェーズへと向かわせている。ユーザーが肌身離さず持っているケータイに位置情報が連携することでどんな新サービスが生まれ、それが人々の生活をどう変えていくのか。

Special

スマートフォン

「Android」「Windows Mobile」「iPhone」の
最新記事をピックアップ


Apple、iPad 3を3月第1週に披露か
Appleは最新のiPadを3月第1週のイベントで披露する計画という。(ロイター)

契約者数

現在の携帯契約数(1月末)
NTTドコモ 5971万0200
(2in1:30万8000)
au 3447万9000
ソフトバンク 2806万1900
(DN:2万4700)
イー・アクセス 380万0000
(12月末)
携帯累計 1億2605万1100
(イー・アクセス含む)
ウィルコムPHS 435万9200
携帯・PHS累計 1億3041万0300
(イー・アクセス含む)
UQコミュニケーションズ 188万3900

Web閲覧端末数/MNP利用状況

Web閲覧端末数
iモード/spモード 5168万0400
EZweb/ISNET 2816万8100
Yahoo!ケータイ 2152万9000
EMnet 非公開
累計 1億0137万7500
MNP利用状況(差し引き 1月末)
NTTドコモ −9万9300
au 5万3300
ソフトバンクモバイル 4万6000
イー・アクセス 非公開

Pick Up! ホワイトペーパー

  • ビデオ会議はパーソナル・タブレットと相互接続の時代へ
     従来のビデオ会議は、会議と名のつく通り会議室同士だけのために存在していました。 近年、ビデオのマーケットはビジュアルコミュニケーションという大きな括りとなり、パーソナル型やスマートフォン、タブレット端末でも活用されるようになりつつあります。 シスコシ...
  • スマートフォンのセキュリティ対策は本当に必要なのか
     スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスの急速な普及に呼応するように、スマートデバイスを標的にしたマルウェアが多数発見されるようになった。だがこうしたマルウェアは脅威ではないと考えるセキュリティ専門家は少なくない。 ユーザー企業は、スマート...
  • “使いやすさ”が大幅に向上! 多様なIT資産を一元管理できる最新クライアント運用管理ツール
     ハードウェア/ソフトウェアのIT資産管理(Mac OSやLinux OSにも対応)、操作ログ管理、セキュリティポリシーの運用、クライアントのリモートメンテナンスなどを支援し、USBデバイスやネットワーク機器なども一元管理できる「SKYSEA Client View」。 同製品に搭載する各...
  • 技術者が見せる。Google Appsでの開発・実装例
     これまでにGBSに寄せられたグループウェア選択の際のお客様の注目点、ご要望から浮かびあがる2つのポイント「ワークフロー」「データ連携」。 Googles Apps(TM)は、これらにどのように応え、改善を実現したのか? 外部サービスの利用を最小限に絞り、Google Apps機能...
  • スマートフォン/タブレットの業務利用の新提案。簡単な設定で外出先から社内データベース照会が可能に。
     スマートフォンの業務活用方法としては、メールやグループウェアなどが一般的だが、販売・生産・経理などの社内の各システムの既存データベースを自由に社外から活用できる仕組みは多くはない。 Business4Mobileは、ツールの簡単な設定だけで、iPhone、iPad、Androidな...
  • イグアスが提供する災害・障害対策&スマートフォンソリューション
     「災害対策、『きちんと』ご対応済みですか?」◇IBMiの二重化によりダウンタイムを最小限に抑えるHAソリューション◇IBMiの遠隔へのバックアップを低コストで実現する災害対策ソリューション◇Windowsの二重化でダウンタイムを最小限に抑えるHAソリューション  「昨今...
  • クラウド時代におけるエンドユーザ目線によるWebサイトのパフォーマンス管理の必要性
    今日、顧客やビジネスパートナーとのやり取りをWebベースのアプリケーションインフラに実装している企業は増加している。これまで以上にインフラの階層やコンポーネントが増えるだけでなく、クラウドやCDNなど、データセンター外部のインフラとの連携も考慮すべき対象とな...
  • 自社に最適なグループウェアの選定ポイント
    市場には数多くのグループウェアが存在する。スケジュール管理やWebメール、ワークフローなどさまざまな機能が搭載され、現在ではASP形式で提供されたり、携帯電話/iPhoneなどのスマートフォンからもアクセス可能になるなど、その提供形態や利用シーンも多岐にわたる。企...
  • 安否確認、スマートフォン対応、変化し続けるユーザーニーズを解決する情報基盤とは?
     TechTargetジャパンの読者調査によると、企業における情報共有ツール利用の条件として、「エンドユーザーが使いやすい」「運用コストが安い」などが多く挙がった。前者の解決には、豊富が機能なのことはもちろんのこと、それらがユーザーにとって分かりやすい画面構成で...
  • 今すぐできる認証強化
     オンラインサービスの提供や、事業継続およびビジネス推進を目的としたリモートアクセスの提供が増加するなか、不正アクセスによる情報や金銭詐取が相次いで発生しており、認証強化が重要な課題となっている。 しかし、常に課題になるのは、セキュリティ強化と利便性の...