マスプロ電工は3月2日、日本空港ビルデングが行うエリア限定型ワンセグとマルチメディア放送技術の実証実験に参加していることを発表した。実証実験は3月1日から同5日まで実施される。
実証実験は、総務省が創設したユビキタス特区事業プロジェクトの1つで、ICTを活用した新たなサービスモデルの確立を目指し、エリア限定型ワンセグを利用して実施するもの。羽田空港と福岡空港で、目的地の天候や観光、フライトインフォメーションなどの情報を提供する。利用者は携帯電話のワンセグ機能を使い、それぞれの空港のターミナル内で情報を受信できる。
マスプロ電工は、アンテナ技術やシステムの設計と構築を中心に参画しており、この実験を通じてエリア限定ワンセグのノウハウを習得するとともに、サービスに関する研究開発を行うとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.