出先のインターネット利用、重視するのは「速度」「持ち運びやすさ」調査リポート

» 2010年05月11日 10時05分 公開
[ITmedia]

 MMD研究所は5月10日、「ビジネスマンの外出時におけるインターネット利用に関する実態調査」の結果を発表した。調査は4月26日から4月30日まで、MMD研究所登録ビジネス会員を中心とした、20代から40代以上のビジネスパーソンを対象に行ったもので、有効回答数は647件。

 モバイルPC、スマートフォンなどのモバイルインターネットツール所有者に、外出先でインターネット接続したことがあるかどうかを聞くと、約9割が「ある」と回答した。

 また、モバイルPCユーザーに、外出先でWi-Fi接続する際に利用したことがあるサービスについて聞くと、「データ通信カード」の次に多かったのが「カフェ・ファストフード店の無線LAN(Wi-Fi)スポット」、次いで「駅・空港」という結果が得られた。また、その用途について聞くと、「メールの送受信」が第1位となり、以下、「ニュースなどポータルサイトの閲覧」「Twitterの閲覧、書き込み」「SNSの閲覧」などが続いた。

 スマートフォンユーザーに対して、軽量なウルトラモバイルPCの使用意向を聞くと、8割を超えるユーザーが「使ってみたいと思う」と回答。スマートフォンユーザーの「携帯の2台持ち」が話題となっているが、スマートフォンだけでなくモバイルPCについても選択肢に入っている様子がうかがえる。

 モバイルPCユーザーに、外部でインターネットに接続するモバイル端末を選ぶ際、重視する点を聞いたところ、「インターネットへの接続速度」が78.4%で最多となり、以下「持ち運びのしやすさ」が77.9%、「電波のつながりやすさ」が65.3%、「文字入力のしやすさ」が60.6%となった。

 また、モバイルPCユーザーでソーシャルメディアを利用している人に、ソーシャルメディアとの関わりについて聞くと、「ソーシャルメディアを利用することで人のネットワークが広がった」という意見が66.9%、「ソーシャルメディアのコミュニケーションでは、リアルとは違った自己表現ができる」という意見が43.0%と上位に並んだ。

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