調査リポート
» 2010年08月24日 21時41分 UPDATE

iPhoneサイト、使いやすさのポイントは

モバイルユーザビリティ研究所が、iPhone向けサイトのユーザビリティに関する調査結果を発表。フォントサイズや画像リンクは大きい方が好感を持たれることが分かった。

[ITmedia]

 IMJモバイルのモバイルユーザビリティ研究所は8月23日、「iPhone専用サイトにおけるユーザビリティ調査」の結果を発表した。調査は7月27日と同28日の両日実施したもので、有効回答数は618人。

 iPhoneユーザーに、Web閲覧する際に利用する指を聞くと、「もち手ではない人差し指」「もち手の親指」が多く、「指先」でのタッチが多いことが分かった。男女別に見ると、男性では「もち手ではない人差し指」と「もち手の親指」で操作する人がほぼ半数ずつなのに対し、女性では「もち手ではない人差し指」で操作している人が約60%と、「もち手の親指」を上回る結果となった。

 iPhoneサイトを閲覧して不便だと思う点については、「1画面での情報量が少ない」が28.0%で最多。続いて「味気ない」が22.7%、「コンテンツが少ない」が19.3%と並んだ。

 iPhoneのタッチパネル操作用語について、それぞれの言葉とその意味を知っているかを聞くと、「タップ」は96%、「ダブルタップ」は92%、「ドラッグ」は94%が認知していた。また「フリック」は74%、「ピンチアウト」は73%、「ピンチイン」は73%と、7割以上のユーザーに認識されていることが分かった。

 サイトに表示されるテキストサイズの違いによるユーザーの印象の変化を調査するため、実際にデモサイトをiPhoneで見てもらって調査したところ、サイトに表示されるテキストサイズが大きいサイトが、操作性やイメージに関するあらゆる項目で、中くらいのサイト、小さいサイトを上回ってよい印象を持たれることが分かった。

 また、サイトに表示される画像リンクサイズの違いによるユーザーの印象の変化を調査すると、画像リンクサイズが大きいサイトの方が、中くらいのサイト、小さいサイトよりも「リンクが押しやすい」「文字が見やすい」「安心感がある」「印象に残る」といった回答が多かった。

 サイト内で利用する横スライドの操作方法に関し、タッチでのみ横スライド操作が可能なサイト、タッチとボタンで横スライド操作が可能なサイト、ボタンでのみ横スライド操作が可能なサイトを比較した。その結果、「内容が分かりやすい」「親近感がわく」など、全ての項目において、タッチとボタンで横スライド操作が可能なサイトが、他の2サイトを上回った。タッチとボタンで横スライド操作が可能なサイトの次に支持を集めたのは、タッチでのみ横スライド操作が可能なサイトという結果が得られたことから、横スライドはタッチでの操作が支持されているとみられる。

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