スマホ仕事活用の第1歩 カレンダー&書類閲覧アプリを入れよう(2/2 ページ)

» 2011年01月28日 00時01分 公開
[手塚康夫(ジェナ)、山田祐介,ITmedia]
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いつでもどこでもドキュメントをスマートに管理する

 スマートフォンを使うと、外出中でもビジネスドキュメントを手軽に閲覧できる。標準機能で文書を閲覧できる場合もあるが、アプリを使えば内容の編集やPDFの作成といった高度なこともできるようになる。今回は、ドキュメント管理アプリとして「Documents To Go」を、さらに写真をPDF化してスマートフォンを簡易スキャナのように利用できる「Scan2PDF Mobile 2.0」を紹介しよう。

Office文書を管理できる「Documents To Go 3.0 Main App」

 Documents To Go 3.0 Main Appは、ビジネスシーンでよく利用される、Word、Excel、PowerPointのファイル、さらにPDFを閲覧できるアプリだ。

 同アプリは無料版と有料版の2種類が用意されている。無料版ではドキュメントの閲覧が可能。有料の「Documents To Go Full Version Key」を購入すると内容の編集や新規作成などが可能になり、文書のズームやメール送信、フォントのサイズや種類、太文字や下線などの設定、関数の入力など、PCのように細かい変更や編集ができるようになる。有料版の価格は約1242円(2011年1月27日時点)だ。

photophotophoto Office文書は閲覧だけではなく編集が可能(有料版の場合)

 有料版の編集機能を使えば、移動中にプレゼン内容を変更したり、資料を確認したりすることも簡単。また、メールで資料を送付できるので、例えばPCのない環境で、依頼された見積書をすぐにAndroid端末で作成してメール送信、といったこともこなせてしまう。

photophoto 有料版では文書のズームやメール送信が可能になる

写真を簡単にPDF化できる「Scan2PDF Mobile 2.0」

 「Scan2PDF Mobile 2.0」は、端末内にある画像を簡単にPFD化できるアプリ。アプリで写真を撮影するか、保存されているデータを選択するかのどちらかを選び、「Make PDF」ボタンを押すというシンプルな使い勝手が特徴だ。出力サイズはA4もしくはレターサイズを選べ、画質は3段階で設定できる。もちろん、作成したファイルをメールで送信することもできる。

 無料版ではPDFにウォーターマーク(透かし)が入ってしまうが、有料版にアップグレードすれば解消される。まずは無料版で使い勝手を確かめて、必要と感じたら有料版にアップグレードするといいだろう。価格は約526円(2010年1月27日時点)だ。

photophotophoto 「Scan Page」を選択して写真を撮影し、簡単にPDFファイルを作成できる。端末内にある画像をPDF化したいときは、MENUボタンを押して「Import photo」を押せばよい
photo ファイル名などを入れ、「Make PDF」を押せば完了だ

 このアプリを使えば、社内外の打ち合わせ時に資料やホワイトボードをカメラで撮影してすぐにPDF化し、チームメンバー全員にその場でメールを送信して情報共有を行う、といったことが簡単にできる。Android端末がいつでもどこでも持ち運びできるスキャナーになるわけだ。ビジネスのさまざまな場面で役立つことだろう。

photophoto 作成したPDFをメールで簡単に送信できる
  • →Androidマーケットで「Scan2PDF Mobile 2.0」をダウンロードする(PCからはアクセスできません)

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