ソーシャルアプリ、“軽さ、シンプルさ”を求める傾向高まる調査リポート

» 2011年04月13日 18時47分 公開
[ITmedia]

 ドコモ・ドットコムは4月12日、ソーシャルアプリの利用実態に関する調査結果を発表した。調査からは、ユーザーがアプリに求めるのが、ライトでシンプルな“ひまつぶし仕様”であることがうかがえる。

 mixi、GREE、モバゲータウンで、1カ月あたりにアプリ・ゲームを利用する頻度を聞くと、「ほぼ毎日」と回答したユーザーはmixiが63.0%、GREEが54.0%、モバゲータウンが63.3%となり、いずれのSNSでも半分以上のユーザーが、ほぼ毎日利用していることが分かった。1カ月あたりに利用する日数の平均は、mixiが22.4日、GREEが20.5日、モバゲータウンが22.5日。属性により利用に差が見られたのはGREEで、「ほぼ毎日利用している」回答者は10代男性が38%と低く、20代女性は75%と高かった。

 またソーシャルアプリに対する意識について聞くと、いずれのSNSでも「ワンボタンでできるようなシンプルなもの」「あき時間などで手軽にできるもの」「映画や動画の質にはそこまでこだわらないが、通信時間が短いもの」という回答が上位を占め、ライトさを求める傾向が見られた。これに対して「人との関わりがある方がいい」という回答は少なく、GREE、モバゲータウンでは3割強。もっとも多かったmixiでも46.1%にとどまった。


 調査は2010年11月26日から12月8日まで、モバイル端末で「アプリ・ゲーム」の機能を利用しており、メインのSNSがmixi、GREE、モバゲータウンのいずれかである16歳から49歳までのユーザーを対象に行ったもので、有効回答者数は2092サンプル。

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