スマートフォン非所有者の3割弱が「次はスマートフォンを買いたい」調査リポート

» 2011年04月28日 19時00分 公開
[ITmedia]

 ディーツー コミュニケーションズは4月27日、スマートフォン普及動向調査の結果を発表した。調査は1月14日から同24日まで、全国の15歳から69歳までの男女を対象に実施したもので、サンプル数は3000サンプル。

 調査対象者全体での携帯電話(フィーチャーフォン+スマートフォン)の利用率は95.1%で、スマートフォンの利用率は7.6%。所有パターン別に見ると、「スマートフォンのみ利用」が4.0%、「スマートフォンとフィーチャーフォンを併用」が3.5%、「フィーチャーフォンのみ利用」が87.5%だった。なお、スマートフォン利用者の利用履歴は、「1年未満」の合計が74.0%、「3カ月未満」が29.5%と、最近の1年で急速に普及が進んでいる様子がうかがえる。

 今後の利用意向を聞くと、スマートフォンのみを利用するユーザーでは、「次もスマートフォンを購入したい」という回答が75.2%となり、スマートフォンを継続して利用する意向の利用者が多いことが分かった。スマートフォンとフィーチャーフォンを併用しているユーザーでは、「今後も併用したい」が41.5%、「フィーチャーフォンは解約、スマートフォンのみにしたい」が15.1%、「スマートフォンは解約、フィーチャーフォンのみにしたい」が9.4%となり、継続して併用したいと考えるユーザーが多かった。

 スマートフォン所有者のうち、女性が占める割合は28.6%。スマートフォンを1年以上利用しているユーザーは男性が86.0%で、1年前と比較すると、女性所有者の割合が増加している。また2010年10月から12月までのスマートフォン購入者のうち、女性の割合は35.8%となっており、女性スマートフォンユーザーの割合が増加する傾向にある。

 スマートフォン非所有者に今後のスマートフォンの購入意向を聞くと、「ぜひ購入したい」が8.3%、「まぁ購入したい」が19.6%と、合計して27.9%に購入意向があることが分かった。購入したいとするユーザーに理由を聞くと、「PC用のWebページをそのまま表示し、利用できるから」が63.5%、「フィーチャーフォンよりも機能が豊富だから」が58.7%、「アプリを追加して自分好みにカスタマイズできるから」が39.8%となった。他方、購入意向がない人に理由を聞くと、「今使っているフィーチャーフォンの機能で十分だから」が81.9%、「機能を使いこなせないと思うから」が51.0%、「本体の価格が高いから」が35.9%となった。

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