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» 2011年06月08日 14時55分 UPDATE

社員間の連絡を“内線Cメール”でより柔軟に――FMCサービス「KDDI ビジネスコールダイレクト」に新機能

携帯/固定電話を問わず内線番号で通話できる法人向けFMCサービス「KDDI ビジネスコールダイレクト」に「内線Cメール機能」が加わる。“定額のモバイル内線利用”の利便性をテキストメールにも広げ、より柔軟な社員間の連絡を実現する。

[山田祐介,ITmedia]
photo 内勤者のPCと外勤者の携帯電話とをCメールでつなぐ「内線Cメール機能」

 KDDIは6月8日、携帯電話/固定電話を問わず内線番号による通話を実現する法人向けFMCサービス「KDDI ビジネスコールダイレクト」(以下、BCD)に、「内線Cメール機能」を追加すると発表した。携帯やPCで、内線番号によるCメール送受信を実現。電話に出られない状況にある外勤者にも簡単に要件を伝えることができ、より円滑な社内コミュニケーションを可能にするという。Cメール配信APIを使い、社内システムとの連携にも対応する。

 新機能は7月13日から提供を開始。携帯での利用は追加料金が不要で、PCでは1IDにつき初期費用1050円、月額315円が発生する。


photo KDDI サービス企画本部コミュニケーションサービス企画部長の山本裕幸氏

 BCDはKDDIの固定回線とau携帯電話とをつなぐFMCサービスとして2009年4月に提供を開始。ユーザー企業が特別な設備を用意したり、専用線を用いたりすることなく、既存のPBX設備で導入できるのが特徴だ。同社を代表するFMCサービスとして、現在は1800社、36万回線の導入実績を持つ。定額料金で内線電話が使い放題となるため、業務効率化やコスト削減といった側面だけでなく、「社内コミュニケーションの活性化につながるという評価もある」と同社サービス企画本部の山本裕幸氏(コミュニケーションサービス企画部長)は話す。

 新たに内線Cメールに対応することで、「急ぎのコミュニケーション」をより円滑に実現できると山本氏は説明。「相手の状況が分からなくて電話しづらい」場合でも連絡が取りやすくなり、重要な連絡が「Eメール(ケータイメール)の中に埋もれることもない」などのメリットがあるという。あらかじめ登録された電話番号でしかやり取りできないため、迷惑メールの心配もない。また、一般ユーザー向けCメールと違い、メール本文内に電話番号を入力できるため、折り返し電話の連絡にも役立つ。


photo PCでも携帯電話でも、分かりやすい内線番号を使ってメールを送受信。定額なので料金を気にせずメールを利用できる

 携帯電話を持たない内勤者向けに、PCのWeb管理画面を通じてCメールを送受信できる機能も提供する。最大100通の一斉送信に対応し、管理画面上で任意のグループにメールを簡単に一斉送信できる。また、PC利用者がCメールを受信した場合に、受信を知らせる音声メッセージを固定電話の内線に発信することも可能だ。


photophoto PC向けWeb管理画面からCメールを入力できる(写真=左)。また、PC利用者にCメールを送信した場合、相手がメールを開封したかどうかを送信者に通知することもできる

 さらに、ユーザー企業のシステムと連携したソリューションも構築できるよう、内線Cメールの配信APIも提供。スケジューラーや来客システムをはじめとする、さまざまな社内システムの通知サービスとして、内線Cメールが活用できる。同社はこうした連携ソリューションの開発をシステムベンダーに持ちかけており、すでに複数のベンダーが準備を進めているという。


photo APIを使った内線Cメールソリューションのイメージ

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