リンクは、クラウド型IPビジネスフォンサービス「BIZTEL」の一部サービスを、初期費用無料で提供すると発表した。震災の影響で在宅勤務や事業継続計画(BCP)に注目が集まる中、こうしたニーズに対応する製品の導入を支援する。
BIZTELは、オープンソースIP-PBXのAsteriskをベースとしたIPビジネスフォンサービス。インターネットの接続環境さえあれば、外出先や自宅、海外など、場所を選ばず同じ電話番号で受発信できる。
ビジネスフォンとして必要な内線やパーク/転送機能に加え、音声ナビゲーションや不在時の自動応答、ボイスメール、電話会議などの機能も標準で装備。iPhoneやau携帯電話を内線電話として使うこともできる。大規模災害などの緊急時に、オフィスの電話インフラを在宅勤務やBCPモードに容易に移行できるのも特徴の1つだ。
今回、初期費用が無料となるのは、インターネット回線で利用できるクラウド型IPビジネスフォンサービス「BIZTELライト」、au携帯電話でビジネスフォン環境が利用できるクラウド型FMCサービス「BIZTELモバイル」、iPhoneによりオフィスの内線環境を携帯できる「BIZTEL for iPhone」、メールでFAXの送受信ができる「BIZTEL FAX」の4サービス。12月31日申込み分までが対象で、利用期間の制限はない。
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