iPadアプリ「描いて消せる患者さんへの説明ボード」向けライブラリ、QLifeが提供

» 2011年08月17日 22時19分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]
Photo スライドを使った説明は患者側にも分かりやすく、インフォームドコンセントの実現にもつながる

 QLifeは8月17日、iPad向けアプリ「描いて消せる患者さんへの説明ボード」で利用できるオンラインの「ライブラリ」をオープンした。

 このアプリは、ホワイトボードのように使えるほか、医学スライドや動画の上に何度でも繰り返し書き込みができるiPad向けアプリ。今回オープンしたライブラリを使うと、インターネット経由で約600のスライドや動画を自由にダウンロードできるようになる。

 一度ダウンロードしたコンテンツはオフラインでも使用可能。自作のスライドを持っている医師はiTunes経由でアプリにとり込んだり、自作スライドとライブラリからのコンテンツとを混合して取捨選択・順番入れ替えして使うこともできる。

Photo さまざまなコンテンツがダウンロードできるライブラリ

 同社ではコンテンツを全国から広く募集し、「優良資源の共有&内容フィードバック」のプラットフォーム化を目指すという。内容次第では医師以外が作成したスライドも搭載予定で、すでに武田薬品工業など複数の製薬会社のスライドがダウンロード可能となっている。年度末をめどに5000スライド、200動画までコンテンツを増やす予定だ。

 なお、料金は一切無料だが、利用できるのは医療者のみとなっている。

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