手書きの文字が自動でテキストデータに――スマホ向けOCRアプリの専用ノート登場

» 2011年09月15日 13時58分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 オーリッドは、紙に書いた手書き文字をテキスト化する同社のOCRサービスに対応した専用ノート「KYBER SmartNote」シリーズを9月16日に発売する。

 同社は、紙やノートに書いた手書きの文字をスマートフォンのカメラで撮影し、サーバにアップロードするとテキストデータに自動で変換するOCRサービスを提供している。

 KYBER SmartNoteは、このOCRサービスに対応する専用ノート。ノートの枚数分(記入面)のテキスト化料金が込みになっており、初回のデータアップロード時にノート内のQRコードを使ってアクティベートすれば、すぐにテキスト化サービスを利用できる。

Photo ノートに書いた文字をスマートフォンアプリで撮影し、クラウド上へアップロードすると、文字が自動でテキスト化される

 第1弾としてリリースするのは、スマートフォンサイズの小型ノートで希望小売価格は499円。サイズは60(幅)×115(高さ)ミリで、1冊につき29ページ分をデジタル化できる。今後はメモ帳サイズのA7版や、小ぶりなノートサイズのA6版などのノートを順次リリースする予定としている。

 同社ではノートの発売に合わせて、iPhone版の対応アプリを公開する予定(iPhone 3GS/4対応)。Android版アプリは10月の公開を予定している。

Photo シリーズ第1弾として発売される「スマートフォンサイズ」。老舗文具メーカー「ツバメノート」のデザインを踏襲した、リュウドの「Thinking Power Notebook」をベースに開発したという

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