NTTドコモとオムロンヘルスケアは12月7日、健康・医療サービスの新会社設立を前提とした業務・資本提携を検討することで合意した。
両社は、血圧計や体重体組成計、歩数計などの健康器具で計測したデータをFeliCaやBluetooth、3Gなどの無線技術を通じて収集し、健康/医療関連のパートナー企業向けに提供するプラットフォームの構築を目指し、6月に新たな株式会社を設立する計画。出資金は未定で、出資比率はドコモ51%以上、オムロンヘルスケア49%以下になる予定だ。
ドコモの健康管理/疾病予防支援サービス「docomo Healthcare」、オムロンヘルスケアの健康管理サービス「ウェルネスリンク」といったプラットフォームを活用し、簡易に利用できる健康管理サービスの提供を目指す。
具体的にはオムロンヘルスケアの健康医療機器と、ドコモのスマートフォンを連携させ、体重や血圧などのデータを、容易に蓄積し、管理できる環境を構築。健康関連コンテンツを持つ企業などと連携し、幅広いサービスを提供できる環境を用意する。
両社が検討する共同事業の内容は、以下の通り。
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