スマホユーザーの6割弱、グループチャットアプリを登録――MMD研究所調べ調査リポート

» 2012年02月21日 11時39分 公開
[ITmedia]

 スマートフォンユーザーのコミュニケーション手段として、グループチャットアプリが人気を集めている。MMD研究所はこのほど、こうしたグループチャットアプリの利用実態を調査し、その結果を発表した。調査はスマートフォン所有者を対象に、2月10〜14日まで実施したもので、有効回答数は618人。

 スマートフォンユーザーのうちグループチャットアプリを「登録し利用している」と回答したユーザーが42.7%だった。また、「登録しているが利用していない」と回答したユーザーも15.9%存在し、合わせて58.6%がグループチャットアプリの登録していることが分かった。

 登録しているアプリは、「LINE」が最多で86.4%。以下「Skype」が62.9%、「Facebookメッセンジャー」と「Viber」がそれぞれ38.6%と並んだ。最も利用しているアプリについても、「LINE」が最も多く60.6%で、「Skype」が15.9%、「Facebookメッセンジャー」が10.6%と続いた。

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 グループチャットアプリを登録しているユーザーに、利用頻度についてたずねると、「ほぼ毎日利用している」が40.9%、「よく利用している」が20.5%、「ときどき利用している」が31.1%となり、多くの登録ユーザーがある程度利用していることが分かった。登録したきっかけは「友人に招待されて」が43.2%で最多となり、「友人・知人のクチコミ」が37.1%で続いた。

 グループチャットサービスで便利だと思う点は、「メールより簡単にメッセージが送れる」が79.5%、「同時に数人とチャットができる」が50.0%、「過去の会話が残っている」が47.7%、「絵文字・写真などが簡単に挿入できる」が32.6%だった。一方、不便だと思う点は「電話帳に登録している人全てに情報が公開されてしまう」が50.0%でトップとなり、以下「メッセージ受信のポップアップが遅延すること」が21.2%、「連絡を取りたくない人から連絡がくるようになった」が13.6%と並んでいる。

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 なお、グループチャットサービスを利用し始めてから、従来のケータイメールを送る頻度に変化があったかどうかを聞くと、「かなり減った」と回答したユーザーが25.8%、「少し減った」と回答したユーザーが18.2%と、合わせて44.0%がキャリアメールの利用が減ったと回答した。

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