Georgia Institute of Technologyが「BrailleTouch」というiPhoneアプリを開発している。Braille(点字)をベースにしており、デバイスを置くのではなく、iPhoneの裏面が自分の方を向く形で両手で挟んで持ち、指先側にあるスクリーンをタッチする。
指を置く場所は6カ所(左右に3つずつ)あり、点字を知らない人でも一般的なキーボードでブラインドタッチを覚えるより簡単に習得が可能だという。タッチしたアルファベットを発話してくれるので、きちんと入力できているかどうか、目の見えない人でも確認できる。
2月17日から19日までの開催の「Abilities Expo」で、同アプリのデモンストレーションが行われた。iPhoneとiPad向けのアプリがあり、現在Android版も開発中。YouTubeに使い方を紹介する動画も公開されている。
BBC Newsにデジタルなツールが、消滅の危機に瀕している言語を救う光明となっているという記事が掲載されている。
現在、地球上にはおよそ7000の言語が存在するが、その半数は今世紀中に消滅するものと考えられている。しかし昨今、デジタルツールがそうした状況に歯止めをかけているらしい。北米では、複数の部族がソーシャルメディアを使用して若者の再教育を行っているほか、シベリア、モンゴルに暮らす遊牧民が使うTuvanという方言は、発音を教えるためのiPhoneアプリまであるそうだ。
言語は話す人がいなくなれば、消滅するしかない。しかし、デジタル技術のおかげで絶滅は免れそうだ。
CNNがiPhone Saviorサイトに掲載された、ノーマン・シーフ氏(写真家)へのインタビュー記事を紹介している。
シーフ氏は、ウォルター・アイザックソン氏が執筆したジョブズ本やTIME誌の表紙を飾ったジョブズ氏の写真を撮影した写真家。ジョブズ氏があぐらをかいてMacを抱える、有名な写真の誕生秘話などが明かされている。あの写真は、ポーズをつけて撮ったものではなく、しかもたった1枚だけシャッターを切ったものなのだとか。
ZTEは2月20日、スペインのバルセロナで開催されるMobile World Congress 2012に、2機種のLTE対応スマートフォンを出展すると発表した。お目見えするのはLTE、UMTS、GSMに対応する「PF200」と、LTE、CDMA、EV-DOに対応する「N910」で、どちらもOSはAndroid 4.0を採用している。
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