調査リポート
» 2012年03月01日 11時23分 UPDATE

調査リポート:アプリ利用者の財布に余裕あり?――ネットマイルが「スマホアプリの利用実態」を調査

ネットマイルがスマートフォンアプリの利用実態調査を実施。アプリに月500円以上支払っているユーザーは5%に満たない一方で、2割以上は月に500円以上“支払ってもいい”と考えていることが分かった。

[ITmedia]

 スマートフォンユーザーのうち、アプリに月500円以上支払っているユーザーは5%に満たない一方で、2割以上は月に500円以上“支払ってもいい”と考えている――ネットマイルが2月28日に発表したスマートフォンアプリの利用実態調査で、こんな結果が出ている。

photo 月に支払っている金額や許容範囲(ネットマイルの発表資料「プライベートにおけるスマートフォン利用に関する調査」より引用)

 同社がアプリに対する月の出費の程度を調査したところ、ユーザーの7割近くとなる68.2%がアプリにお金をかけていないことが分かった。「1〜99円」は8.0%、「100〜299円」は13.4%、「300〜499円」は6.72%で、500円以上支払っているユーザーは5%に満たなかった。

 一方、支払ってもよいと考えている許容範囲については、まったくお金をかけないつもりのユーザーが41.8%となった。また2割以上のユーザーが、500円以上を支払う意思を示した。ユーザーの財布にはまだ余裕があり、アプリにチャンスがあると同社は指摘している。

 利用しているアプリのジャンルを尋ねると、最も多かったのが「ニュース・天気予報」(78.2%)となった。これに対し、有料アプリ限定で見ると「コミュニケーション」が25.9%でもっとも高く、「ニュース・天気予報」は13.5%で第5位となった。単に利用しているものと有料でも利用したいアプリには違いがあることが分かった。

 アプリで重視するポイントを聞くと、「利便性」と「操作性」がともに約65%となり、「生活への必要性」が46.9%、「価格」が32.5%と続いた。実用性が重視されていることがうかがえる。OS別に見ると、iOSユーザーは「面白いか」「デザイン/見た目」といった感性的なポイントを重視する傾向がある。Androidユーザーでは「重さ(アプリ容量)」を重視するユーザーがiOSユーザーよりも多かったが、これは所持機種の対応容量の影響を受けているものと、同社では予測している。

 調査では、利用しなくなったアプリをどうしているかなども調べている。「たまに使わないものを削除する」と答えたユーザーが50.7%で最多だった。しかし有料アプリのみを見ると、「そのまま残している」が最多で27.3%を占めており、「残してアップデートもしている」ユーザーと合わせると、約4割が「残す派」であることが分かった。有料で購入したアプリは、「いつかまた使うかもしれない」という気持ちから、削除するのをためらう人が多いようだ。

 同調査は1月31日から2月3日まで、スマートフォンユーザーを対象に実施したもので、有効回答数は953で、Android利用者が53.1%、iOS利用者が46.9%。

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