スマートフォンやタブレットの普及で、すきま時間を学習に充てる人が増えているようだ。スマートデバイス対応の語学教育サービスを提供するセレゴ・ジャパンの調査によると、語学学習にスマートデバイスを取り入れる人が増えており、スマホを使った学習時間は、朝の通勤・通学時間や夜の帰宅時間に集中しているという。
セレゴ・ジャパンが同社の語学学習サービス「iKnow!」の利用者を対象に調査したところ、学習にスマートフォンやタブレットを取り入れる人の割合は、過去10カ月で37%から53%に増加。有料会員の半数以上がスマートデバイスを活用しているという。
スマートデバイスを学習に取り入れる層は、学生とビジネスパーソンに多く、9月に行った調査では、ビジネスパーソンの72%、学生の65%がスマートデバイスを活用していることが分かった。
学習時間のピークは、PCユーザーが20時〜23時であるのに対し、スマートフォンユーザーは7時〜9時、18時〜23時と、通勤・通学時にピークを迎えているという。
調査は1月1日から10月31日まで、同社の有料会員を対象に行ったもので、各月とも有効回答数は数万人規模としている。層別デバイスの利用状況の有効回答数は約1000人。なお、同社語学学習サービスの累積契約数は約100万人。
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