米携帯電話市場のメーカー別シェア、AppleがLGを抜いて2位に――comScore調べ調査リポート

» 2012年12月03日 16時30分 公開
[末岡洋子,ITmedia]

 米comScoreは11月30日、2012年8月〜10月までの米国携帯電話市場報告書を発表した。メーカー別シェアはSamsungが首位を維持し、AppleはLGを抜いて2位の座についた。

 端末メーカー別では、Samsungが26.3%のシェアを獲得し、前四半期(5月〜7月期)に続いて首位を獲得。2位はシェア17.8%のAppleで、以下、LG(17.6%)、Motorola Mobility(11%)、HTC(6%)と続いた。Appleは前四半期の3位から1.5ポイント増加し、LGから2位の座を奪った。上位5社中、前四半期からシェアが増加したのは1位のSamsungと2位のAppleのみで、2極集中を改めて裏付けた格好だ。

 OS別ではAndroidがシェア53.6%で首位となり、iOSは34.3%で2位だった。Androidは1.4ポイント増、iOSは0.9ポイント増で、3位のResearch In Motion(BlackBerry)との差がさらに開いた。3位以下のBlackBerry(3位)、Windows Phone(4位)、Symbian(5位)はすべてマイナス成長となり、最もシェアの減少が大きかったのはBlackBerry(1.7ポイント減)だった。なお、全携帯電話ユーザーに占めるスマートフォンユーザーの割合は51.9%となり、前四半期から6ポイント増加した。

 携帯電話の利用用途は、SMS(75.9%が利用)が最多で、以下、アプリダウンロード(54.5%)、ブラウジング(52.7%)、SNSやブログにアクセス(39.4%)、ゲーム(34.1%)と続いた。順位は前回と同じで、利用率はすべての項目で増えている。


 この調査は13歳以上の米国在住者3万人以上をサンプルとしたオンライン調査のデータを元に、メーカー、OS、モバイル端末の利用用途などを調べたもの。

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