アルカリ乾電池で連続55時間点灯、LED光源の懐中電灯LED照明

東日本大震災直後の計画停電の際には、多くの家庭が懐中電灯を用意した。しかし、使い始めてみると電池の消耗が予想よりも激しく、替えの電池をいくつも用意しなければならないということもあった。東芝ホームアプライアンスは、光源にLEDを採用した懐中電灯を発売する。

» 2012年07月10日 06時30分 公開
[笹田仁,スマートジャパン]

 東芝ホームアプライアンスは2012年7月9日、懐中電灯の新製品「KFL-1800」を8月上旬から発売すると発表した(図1)。価格はオープン。光源に高輝度白色LEDを4つ搭載し、十分な明るさを確保しながら消費電力を低く抑えたことが最大の特徴。明るさは前方1mでおよそ1000lx。

Toshiba LED Flashlight 図1 東芝ホームアプライアンスが新たに発売する懐中電灯「KFL-1800」。肩掛け用のストラップが付属する

 電源は単1形乾電池4本。従来の光源に豆電球を利用した製品では、単1形マンガン乾電池4本をおよそ5時間で使いきってしまうが、新製品では、30時間連続で利用できる。

 アルカリ乾電池を利用した場合、従来製品は連続でおよそ13時間しか点灯させることができなかったが、新製品は連続でおよそ55時間点灯が可能だ。

 外形寸法は105×105×210mm。本体重量(電池を除く)は280g。防滴性能はJIS IPX 1に準拠している。

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