7月19日(木)−供給量減少で北陸の需給率が91.9%に、東京、中部、関西も90%超え全国でんき予報2012夏

19日(木)の天気予報によると、名古屋で最高気温36℃という予想が出ているが、全国的には前日とあまり変わらない見通し。各社の需給率予想を見ると、北陸で91.9%となっているほか、東京、中部、関西でも90%を超える見込み。

» 2012年07月18日 21時51分 公開
[ITmedia]

 7月18日(水)は、前日に続いて猛暑の一日となった。予報に対応して各社とも最大需要電力を引き上げていたため、東京で14時〜15時の間に需給率が90.6%を記録したほかは、安定供給が続いた。

 19日(木)の気候は、18日とあまり変わらない見込み。東京を除くと最大需要電力も、最大供給電力も大きくは上昇しない。しかし、最大需要電力のわずかな上昇や、最大供給電力の低下により、東京、中部、北陸、関西で需給率が90%超えそうだ。

 東京は最大需要電力が前日比で290万kW上昇し、4890万kWに達すると予測している。この予測に対し、最大供給電力を5422万kWまで引き上げるが、引き上げ幅は166万kW。需給率は90.2%に達する。

 北陸は最大需要電力が20万kW上昇し、520万kWとなる見込みだが、最大供給電力が11万kW減って、566万kWと予測している。その結果、需給率は最高で91.9%に達する見込みだ。

 中部は18日(水)に需給率が90.5%に達するという予報を出していたが、19日は最大供給電力をわずかに積み上げる。それでも需給率は91.2%まで上昇する。関西は最大需要が20万kW上昇して2580万kWとなる見通しだが、最大供給電力は38万kW低下する。その結果、需給率は90.1%となる。

7月19日の電力需給予測。各電力会社がWebサイトに掲載したデータから

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