「さくら色LED照明」に正方形タイプが登場、20%の節電を可能にする機能を搭載LED照明

家庭向けLED照明の人気商品、「さくら色LED照明」に本体が正方形の機種が登場した。12畳向け〜6畳向けの4機種が新たに加わる。

» 2012年07月30日 15時24分 公開
[笹田仁,スマートジャパン]

 シャープは2012年7月30日、「さくら色LED照明」の新製品4機種を発表した。8月10日から発売する予定。従来製品は形状が丸型だったが、今回は正方形になった(図1)。

図1 シャープが発表したさくら色LED照明の正方形タイプ。寒色、暖色に加え、ソメイヨシノ(上)、八重桜(下)という2種類のさくら色の光を発する

 寒色、暖色に加え、2種類の「さくら色」(ソメイヨシノ、八重桜)で発光する機能を備え、それぞれの光色で光の強さを10段階で調節できるほか、光色を寒色から暖色の間の10段階で調節することも可能。

 明るいと人間に感じさせながら、節電する機能「エコ調光」を搭載している。この機能は100%の明るさで照明を点灯した後、少しずつ明るさを落としていき、10分後には明るさを80%とする機能。少しずつ明るさを落としていくので、人間の眼では暗くなったとは感じにくい。同社の調べではこの機能を利用すると約20%消費電力量を抑えられるという。

 ほかにも、人間の眠りを誘う「おやすみリズム」という機能も搭載している。この機能は60分かけて少しずつ暗くしていき、人間の眠りを誘うもの。おやすみリズム機能を利用すると、光色が八重桜となり明るさは50%となる。ここから60分かけて明るさを落としていき、最終的には常夜灯のみを点灯させた状態にする。オフタイマーを利用すると、常夜灯を消灯させることも可能。

 価格はオープン。実売価格は12畳向けの「DL-C507V」が5万円前後。10畳向けの「DL-C407V」が4万5000円前後。8畳向けの「DL-C307V」が4万円前後。6畳向けの「DL-C207V」が3万5000円前後。消費電力はそれぞれ76W、70W、56W、50W。全機種とも、設計寿命(光束が70%まで低下するまでの時間)は4万時間。

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