総額3000億円で2011年度から始まった「エコカー補助金」が9月中に終了する見通しになってきた。すでに残額が5%程度になっており、予算を超過した時点で受付をストップする。注意すべきは、補助金の終了が告知された当日の申請は無効になることだ。
経済産業省が9月11日時点のエコカー補助金の状況をウェブサイトで公表した(図1)。補助金の残額は155億円になっており、しかも直近の1週間で54億円強の申請が受け付けられている。このペースで行くと約3週間で残額がなくなる。9月中に補助金が終了することは確実な状況になってきた。
補助金が予算を超過した時点で、経済産業省がウェブサイトで告知する。ただし終了日の当日に申請した場合は受理されたとしても無効になってしまうので、告知を待たずに申請するのが安全だ。経済産業省のウェブサイトでは午後に情報が更新されることが多いため、その点も注意が必要である。
電気自動車やプラグインハイブリッド自動車、クリーンディーゼル自動車であれば、エコカー補助金よりも金額の大きい「クリーンエネルギー自動車」の補助金を利用するほうが得な場合が多い。あらかじめクリーンエネルギー自動車の対象車種と補助金額を確認しておくことも重要だ(詳細情報を掲載したウェブページへ)。
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