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» 2012年11月29日 11時00分 UPDATE

エネルギー管理:月額210円で使える格安HEMS、200Vのエアコンにも対応

NTT東日本が提供しているHEMS「フレッツ・ミルエネ」は、導入時の負担額が実質1000円から、月々の使用料が210円という手頃な価格で人気を集めている。エアコンなどの電力使用量を計測したいという要望に応えて、200Vのエアコンにも対応した製品を発売する。

[笹田仁,スマートジャパン]

 東日本電信電話(NTT東日本)は、同社が提供HEMS(家庭向けエネルギー管理システム)「フレッツ・ミルエネ」に、200Vのエアコンの消費電力量計測に対応した電源タップをセットにした製品を2012年12月4日から発売する(図1)。導入時の実質負担額と月々の利用料金が安いことで好評を得ているHEMSだが、住宅内でもかなりの電力を消費するエアコンの消費電力を計測できるようにすることで、世帯の電力消費量をより正確に計測し、節電のポイントを探しやすくする。

 付属する機器の種類と数を変えた16製品を用意する。16製品すべてが経済産業省の「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金(HEMS導入事業)」の補助対象となっており、200V対応の電源タップをセットにした製品でも、購入者の実質負担額を2500円に抑えられる。

FLETS_Miruene_200V.jpg 図1 フレッツ・ミルエネを利用するために必要になる機器。今回はエアコンの消費電力を計測することを狙って、100Vの20A対応電源タップ(左)と200Vの15A/20A対応の電源タップを新たに用意した。上にあるのは、フレッツ・ミルエネの基本セットで、左から無線親機、分電盤計測器、電源タップ。従来用意していた電源タップは100Vの15Aにしか対応しなかった

 基本となるシステムはこれまでと変わらない。分電盤に取り付けて、世帯全体の消費電力量を測る分電盤計測器と、通常の100Vコンセントに対応する電源タップ、そして電源タップが無線で送信する計測データを受信する無線親機だ。これに、消費電力量の推移などのデータを確認するためのタブレット「フレッツ・ミルエネ専用端末」も合わせて提供する。

 NTT東日本は、分電盤計測器、電源タップ、無線親機1台ずつを基本セットにし、100Vの20A対応電源タップが付属する製品や、200Vの15A/20A対応の電源タップが付属する製品、通常のコンセントに対応する電源タップを3つセットにした製品など、16種類を用意する。それぞれの価格は表1の通り。すべて、設置工事費込みの価格だ。

セット名称 100V電源タップ 100V-20A電源タップ 200V-15/20A電源タップ 税込価格
100Vエアコンパック60A(S) 1個 1個 付属せず 5万2500円
200Vエアコンパック60A(S) 1個 付属せず 1個 5万2500円
100Vエアコンパック60A(W) 1個 1個 付属せず 7万3500円
200Vエアコンパック60A(W) 1個 付属せず 1個 7万3500円
スタンダードパック60A(S)<タップ3個セット> 3個 付属せず 付属せず 5万2500円
スタンダードパック60A(W)<タップ3個セット> 3個 付属せず 付属せず 7万3500円
100Vエアコンパック60A(S)<タップ4個セット> 3個 1個 付属せず 6万3000円
200Vエアコンパック60A(S)<タップ4個セット> 3個 付属せず 1個 6万3000円
100Vエアコンパック120A(S) 1個 1個 付属せず 6万3000円
200Vエアコンパック120A(S) 1個 付属せず 1個 6万3000円
100Vエアコンパック120A(W) 1個 1個 付属せず 8万4000円
200Vエアコンパック120A(W) 1個 付属せず 1個 8万4000円
スタンダードパック120A(S)<タップ3個セット> 3個 付属せず 付属せず 6万3000円
スタンダードパック120A(W)<タップ3個セット> 3個 付属せず 付属せず 8万4000円
100Vエアコンパック120A(S)<タップ4個セット> 3個 1個 付属せず 7万3500円
200Vエアコンパック120A(S)<タップ4個セット> 3個 付属せず 1個 7万3500円
表1 NTT東日本が新たに提供を始めるフレッツ・ミルエネ対応機器セットとその価格。セット名称にある「60A」「120A」は計測可能な電流量を示す。電力会社との契約アンペアに合わせて選ぶ。名称の末尾にある(S)と(W)はフレッツ・ミルエネ専用端末の台数を示す。(S)の製品には1台、(W)の製品には2台付属する

 経済産業省からの補助金はHEMS機器1セットに対して一律10万円。ただし、機器の価格が10万円を下回る場合の補助額は1000円の位で切り捨てた額となる。上に挙げた16製品の価格はどれも10万円以下だ。例えば5万2500円の製品なら5万円の補助金を得られるので、ユーザーの負担額は2500円となる。7万3500円の製品なら、実質負担額は3500円、8万4000円の製品なら、実質負担額は4000円となる。

 また、これまでにフレッツ・ミルエネを導入した世帯向けに、新登場の2種類の電源タップをオプションで提供する。2種類とも価格は税込で9975円。通常の100Vコンセントに対応する電源タップは4200円で引き続き提供する。無線親機1台当たり、つまり1世帯当たり最大で8個の電源タップを使用できる。

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