12月12日(水)−中部・北陸など6地域で92%を上回る全国でんき予報2012冬

引き続き冬の寒さが厳しく、北海道を除く8つの地域で需給率が90%を超える見通しだ。最高は中部の93.9%で、このほか北陸や九州など合わせて6つの地域で92%以上に達する。前日に一時97%を突破した九州は需要が下がるものの、18時台に92.9%まで上昇する。

» 2012年12月12日 12時00分 公開
[スマートジャパン]

 12日(水)は多くの地域で寒さが多少やわらぐ予報も出ており、需給率が95%を超える危険なレベルまで到達することはなさそうである。それでも中部は供給力が前日から20万kW程度下がるため、17時台に93.9%まで上昇する見込みだ。想定よりも需要が増えた場合には安心できない状況にある。このほか東北、北陸、四国の3地域で需要が前日を上回る。

 前日の18時台に一時的ながら97%以上を記録した九州では、需要が30万kW程度下がる見込みで、供給力を増加することもあって今のところ需給率は92.9%に収まる見通しである。ただし気温次第で注意が必要な状況に変わりはなく、可能な限りの節電が求められる。

12月12日の電力需給予測。各電力会社がWebサイトに掲載したデータから

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