12月17日(月)−東京で需要が急増、17時台に94%全国でんき予報2012冬

総選挙が終わって、師走のあわただしさが増す12月の第3週に入った。初日の17日は全国の需給状況が全体的に落ち着いている中、東京だけは朝からの冷たい雨の影響で需要が増える見込みで、17時台には需給率が94%に達する予報だ。

» 2012年12月17日 11時45分 公開
[スマートジャパン]

 17日(月)は東京の最大需要電力が先週のピークよりも100万kW近く増える予測が出ている。それに対して東京電力は供給力を先週並みに抑えており、17時台に需給率が94.0%に達する見込みだ。午後の気温次第では需要が予測を上回って、さらに需給率が上昇する可能性もある。

 東京以外の地域は、ほとんど心配のない状況だ。中部電力の需給率が91.4%になる程度で、ほかの地域では90%を下回る。特に関西電力は供給力を先週よりも大幅に増やしており、80.2%という低い需給率になる。

12月17日の電力需給予測。各電力会社がWebサイトに掲載したデータから

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